海上保安庁では例年、南極地域観測隊員として海上保安官1名を派遣し、南極地域の海図をアップデートするための海底地形調査及び潮汐観測を行っています。
また、海上保安官が観測した成果は南極地域における海面上昇の原因の究明や太古の地球環境の推定などの様々な調査・研究にも活用されています。
今回派遣される隊員には、新たな取組みとして「AIを用いた海底地形データの解析・処理」にチャレンジしてもらいました。

AIを用いた海底地形データ解析・処理のイメージ

南極観測船「しらせ」

海上保安庁が刊行する南極周辺海域の
海図「リュツォホルム湾及付近」
これまでは、取得したデータを解析・処理する際は、混ざっている不良データを人の目で判別し手動で削除していました。これらの作業をAI処理することで、解析・処理の時間を大幅に短縮し、観測業務の効率化などへの貢献が期待されます。

観測の様子(左:海底地形調査、右:水準測量)