黒潮は日本の南方を流れる代表的な暖流で、速いところで4ノット(時速約7.4km)を越えるスピードで流れることもある海流です。黒潮の動向は航海の安全や経済的な運航コースの選定など、船舶の航行に大きな影響を及ぼします。このような観点から、海上保安庁では、海流観測を実施するとともに、黒潮流路等の情報を「海洋速報」として発信しており、海上保安庁HPからご覧いただけます。
黒潮の流路のパターンは、その大半が潮岬至近を通る流路ですが、潮岬を大きく離れ、東海沖にかけて北緯32度以南まで大きく蛇行した流路となる現象が「黒潮大蛇行」です。

黒潮流路の例

黒潮大蛇行の例

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平成29年(2017年)8月より、「黒潮大蛇行」となっていましたが、7年9か月後となる令和7年(2025年)4月、大蛇行の状態ではないことを確認しました。
その後も約4か月間、再び大蛇行の状態になることはなかったため、「黒潮大蛇行」は終息したと判断し、令和7年8月29日に海上保安庁と気象庁が共同で「令和7年4月に黒潮大蛇行が終息した」と発表しました。
今回の「黒潮大蛇行」の継続期間である7年9か月は、これまで最長であった4年8か月(1975年8月〜1980年3月)を大幅に上回り、記録が残る1965年以降最長となりました。この7年9か月間に及んだ黒潮大蛇行の動向は、X(旧twitter)の海上保安庁アカウントより、アニメーションでご覧いただけます。
海上保安庁では引き続き航海安全のため、黒潮をはじめとする海流観測を実施し、情報提供を続けていきます。

海上保安庁X(旧twitter)投稿

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