海上保安レポート 2026

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海と命を支える、新しい仲間を求めて


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 生命を救う

2 治安の確保

3 領海・EEZを守る

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海上交通の安全を守る

8 海をつなぐ


語句説明・索引

TOPICS 海上保安の一年 > 06 特殊救難隊がIMO勇敢賞表彰状を受賞!
TOPICS 海上保安の一年
06 特殊救難隊がIMO勇敢賞表彰状を受賞!

特殊救難隊は、勇敢な救助活動と確かな実績が認められ、2025年IMO勇敢賞表彰状*1を受賞しました。

これは、令和6年11月に神戸港で発生した、転覆した押船からの乗組員救助事案*2における活躍に加え、令和7年に発足50周年の節目を迎えたことから、これまでの海難救助活動の実績や世界の海難救助機関に対する技術向上支援等の貢献が評価され、世界各国の応募の中から選出されたものです。

表彰式典は、令和7年11月にIMO本部(ロンドン)において開催され、神戸港での救助活動に対応した野田健斗特殊救難隊長が参加し、IMO事務局長から表彰状を授与されました。

*1 国際海事機関(IMO)では、自己の生命の危険を顧みずに、過酷な状況の海上で卓越した勇気を示し、海難救助または海洋環境汚染防止を実施した個人または団体に対しIMO勇敢賞を選出しています。IMO勇敢賞表彰状はIMO勇敢賞に次ぐ表彰として授与されるものです。

*2 特殊救難隊は、令和6年11月23日、神戸港において、他船との衝突により転覆した押船のハッチから船内に進入し、燃料油や浮遊物等で視界が悪い中、退路を確保しつつ捜索し、船底付近にある居住区で生存状態の乗組員1名を発見しました。救助用マスクを要救助者に着装し、進入経路を逆に辿って、進入したハッチから無事に救助しました。

表彰式典の様子

表彰式典の様子

転覆した押船からの乗組員救助活動

転覆した押船からの乗組員救助活動