令和7年6月、海上保安庁は、鹿児島湾において日米比合同捜索救助訓練を実施しました。
訓練には、日米比海上保安機関の巡視船に加え第十管区海上保安本部鹿児島航空基地所属のヘリコプター等が参加し、情報伝達訓練、捜索救助訓練及び火災船消火訓練を実施しました。訓練期間中、鹿児島県鹿児島市七ツ島に所在する巡視船基地において、ヘリコプター駐機場・格納庫が併設された七ツ島運航支援センターの施設見学や各国巡視船の相互見学などの様々な職員交流が行われました。外国機関との合同訓練は、事前の調整から現地対応まで、すべて外国語を介して行われ、若手職員が率先して外国語での対応を行いました。
職員の声
鹿児島海上保安部巡視船「あさなぎ」
横山 悠人 主任航海士
日米比合同捜索救助訓練は、私が現場に赴任してから対応する初めての外国海上保安機関との合同訓練であり、緊張感と高揚感の中、米比沿岸警備隊職員との交流や訓練に臨みました。
相互訪船の際、私は米比の職員に対する「あさなぎ」船橋(操船区画)の説明を担当しました。綿密な事前準備を行ったうえで、米比の職員に対し、「あさなぎ」船橋の各種装備について説明したところ、先方の反応も上々であり、自分が伝えたい点がきちんと伝わったことに安堵するとともに、「あさなぎ」の設備に興味を持ってもらえたことを非常に嬉しく思いました。
また、米比の巡視船の設備や業務を知ることもでき、海上保安官として自身の知見を深めることができました。
海上保安庁の国際業務の一環に参加できた事を嬉しく思うとともに、改めて国際業務の重要性を肌で感じ取れたことは大変貴重な経験となりました。

捜索救助訓練の様子

七ツ島運航支援センター施設見学の様子

各国巡視船相互見学の様子