令和7年4月13日から10月13日の間、大阪府大阪市此花区の夢洲において「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が開催されました。
夢洲は四方を海に囲まれた人工島であり、その地理的条件から、旅客船による複数の水上アクセスルートが開設され、海に関連する様々なイベントが開催されるなど、「世界初の海上万博」として海との親和性も非常に高く、海上保安庁が果たすべき任務は非常に重要なものとなりました。
海上保安庁では、巡視船艇延べ1,332隻を中心に航空機や全国から招集した海上保安官等により万博会場周辺海域での警戒をはじめ、来場する要人の警護、水上アクセス船への乗船警戒、関西国際空港や旅客船ターミナル等の臨海部における大規模集客施設のテロ警戒といった海上警備に臨みました。
「一致団結・警備完遂」をスローガンに掲げ、複数隻の巡視船艇等を配備して海上における隙のない警備体制を構築し、来場者の安全確保、周辺海域における船舶交通の安全確保と秩序の維持等に取り組み、地域の方々のご理解・ご協力もいただきながら、事前の警戒も含めた190日間にも及ぶ海上警備を完遂しました。
配備中の巡視船艇や水上アクセス船に並走して警戒に当たるゴムボートは、メディアによる報道のみならず、万博に来場された多くの方々によるSNSへの投稿を通じ世界中に発信され、高い使命感をもって毅然と海上警備に臨む海上保安官の姿勢を示すことができました。