海上保安レポート 2026

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海と命を支える、新しい仲間を求めて


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 生命を救う

2 治安の確保

3 領海・EEZを守る

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海上交通の安全を守る

8 海をつなぐ


語句説明・索引

8 海をつなぐ > Column Vol.18 海に生きる者の絆 〜カナダ沿岸警備隊との連携〜
8 海をつなぐ
Column Vol.18
海に生きる者の絆 〜カナダ沿岸警備隊との連携〜
第一管区海上保安本部総務部総務課

カナダ政府は、令和4年に発表した、「インド太平洋戦略」に基づき、同地域に積極的に関与しています。カナダ沿岸警備隊の砕氷船「サー・ウィルフリッド・ローリエ」は、令和6年の横浜への寄港に続き、令和7年7月、函館に初めて寄港しました。函館への寄港中、「ローリエ」船長による函館海上保安部長(函館港長)への表敬訪問、第一管区海上保安本部函館海上保安部所属巡視船「つがる」乗組員と「ローリエ」乗組員による相互訪船が実施されました。

相互訪船では、両船の船内見学に加え、「つがる」乗組員による溺者救助訓練の展示が行われました。同訓練をご覧になった「ローリエ」船長からは、「次回、同様の機会があればローリエ側も展示訓練を実施し意見交換したい」「カナダは寒冷海域での救助活動を主としており、ノウハウを共有したい」といった具体的な提案を受けるなど、今回の函館寄港に伴う各種行事を通じ、「日本国海上保安庁」と「カナダ沿岸警備隊」という両国の海に生きる者の間で絆の強化・相互理解の深化が図られました。

海上保安庁では、このほかにもカナダと連携して様々な取組を行っており、令和7年には、大阪・関西万博でのカナダパビリオンへのうみまる・うーみん特別出演やカナダ漁業海洋省航空機によるパトロールへ海上保安庁職員がオブザーバーとして同乗し知識の共有を実施しました。

函館海上保安部長への表敬訪問
巡視船つがるによる海難救助訓練
カナダ沿岸警備隊との集合写真
近年のカナダとの交流実績
カナダ沿岸警備隊所属砕氷船「サー・ウィルフリッド・ローリエ号」が本邦初寄港(2024年9月 横浜)
カナダ沿岸警備隊所属砕氷船「サー・ウィルフリッド・ローリエ号」が本邦初寄港(2024年9月 横浜)
「うみまる・うーみん」のカナダパビリオン出演(2025年6月 関西・大阪万博)
「うみまる・うーみん」のカナダパビリオン出演(2025年6月 関西・大阪万博)
カナダ航空機による北太平洋公海パトロール(2025年6月 公海上)
カナダ航空機による北太平洋公海パトロール(2025年6月 公海上)