海上保安レポート 2026

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海と命を支える、新しい仲間を求めて


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 生命を救う

2 治安の確保

3 領海・EEZを守る

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海上交通の安全を守る

8 海をつなぐ


語句説明・索引

2 治安の確保 > Column Vol.09 統計史上『一度で』最大押収量の大麻密輸入事件を摘発 〜過去最大量の鑑定分析を実施〜
2 治安の確保
Column Vol.09
統計史上『一度で』最大押収量の大麻密輸入事件を摘発 〜過去最大量の鑑定分析を実施〜
警備救難部国際刑事課/総務部海上保安試験研究センター

海上保安庁では、関係機関と合同捜査を実施し、海上コンテナ内において海外産と表記された木炭の段ボール200個に隠匿された大麻を密輸したとして、コンテナの配送先である栃木県内のヤードにおいて、本件貨物の密輸に関与したベトナム国籍の被疑者3名を麻薬及び向精神薬取締法違反(大麻の営利目的輸入・営利目的所持)で逮捕するとともに、貨物に隠匿されていた大麻約1トン(末端密売価格約52億円相当)を押収しました。一度に押収した乾燥大麻の押収量としては、統計史上過去最大量となりました。本件は被疑者に日本人を含まない外国人による犯行であり、事件の背後には海外犯罪組織の関与が疑われることから、組織壊滅に向け関係機関と連携し対処していきます。

本件は統計史上最大規模となる大量の大麻密輸入事件であり、その押収薬物の鑑定分析を海上保安試験研究センターが担いました。過去に例のない鑑定量に対し、試験研究官は複数の分析手法と高度な分析機器を駆使し、迅速かつ的確な鑑定を実施し、科学的根拠に基づき、捜査活動を力強く支えました。

海上保安試験研究センターは、各種事件・事故の証拠物を科学的に解析し、目に見えない領域から、確かな技術で海の安全・安心を支え続けています。

広報ベトナム来大麻密輸