パイロットでありながら船で働くことができるのも海上保安庁の特徴の一つ
海上保安学校 航空課程 卒業 航空基地飛行士
日々航空機を使用した海上保安業務を行っています。海上保安庁の航空機は多種多様な業務を行っており、警備や取締まりから海難対応、海洋調査の業務まで多岐にわたります。私はヘリコプターのパイロットなので、各種クルー(整備、通信、機動救難士)とともに主に海難事案への対応や、救助訓練を行っています。また、私はヘリコプター搭載型巡視船で勤務をしたこともありますが、パイロットでありながら船で働くことができるのも海上保安庁の特徴の一つで、とても良い経験となりました。
海上保安庁は、海上部での海難対応だけではなく、陸上部での大規模な自然災害への対応も行っており、台風や河川の決壊による洪水の中での救助活動を行った時は、大変でしたがその分達成感もありました。パイロットは一生勉強とも言われており、免許取得の勉強や夜間に係る業務など、決して楽で楽しい仕事ではないかもしれませんが、自分たちが救助した人から、「無事退院しました、ありがとうございました。」というようなお礼の手紙が基地に届くこともあり、やりがいのある仕事であることは間違いないと思います。
航空機職員は全国転勤であり、私は今まで北海道から関西までの各地で勤務してきましたが、その土地での美味しいものを食べたり、温泉が好きなので各地の温泉地を巡っています。もちろん、機体の種類が変われば免許取得が必要ですので勉強もしています。
通常時は資格取得のための操縦訓練や吊り上げ救助の訓練をしています。また、各自治体との防災訓練では、警察や消防、自衛隊等の他機関とも合同で、吊り上げ救助訓練や孤立者の救助訓練等をしています。
将来パイロットになりたいと思っている人、警察や消防に興味のある人、そのどれもが出来るのが海上保安庁のパイロットです。海上保安学校に入り、ヘリコプターライセンスを取得して現場に出るまでには大変なことも多々あると思いますが、教育環境も整っており、一緒に過ごす同期や教官の協力があればそれも乗り越えることができるはずです。
ぜひ海上保安庁で一緒に働きましょう。
現在は副操縦員としてヘリコプターに搭乗していますが、早く機長資格を取得して、機長として業務にあたりたいと思っています。
