JICA課題別研修(海図作製技術コース)を開講~アジアをはじめとする7カ国への国際貢献~

発表日

令和8年7月3日

概要

 令和8年7月5日~12月18日の約6か月、独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力し、アジア等から8名の水路測量に従事する若手技術者が参加する海図作製のための水路測量技術向上を目的とする研修を開講します。
 水路測量の技術を学んだ研修員の多くは、帰国後、各国水路当局で水路測量のエキスパートとして活躍し、要職を務めるなど、我が国のパートナーとして水路業務の国際的な連携強化と発展に寄与しています。

本文

〇 研修概要

 本研修は50年以上の歴史を有し、昭和46年から(新型コロナウイルス感染症の影響により2回中止を経て)、今年で54回目の開催となります。
 約6か月の研修期間で、研修員は、海図作製に必要な水路測量の理論及び実務を学び、修了後は国際基準に基づく水路測量技術を習得した証となる水路測量国際認定B級※1が授与されます。
 これまでに47カ国から480名の修了生を輩出し、修了生の多くが、帰国後、各国水路当局で水路測量のエキスパートとして活躍し、要職を務めるなど、我が国のパートナーとして、水路業務の国際的な連携強化と発展に寄与します(主な各国要職経験者については別紙参照)。

※1:水路測量等の国際基準を定める国際委員会(IBSC)が認定した水路測量技術者養成コースの修了者に付与される資格で、国際A級、国際B級の2つがあります。国際B級は、水路測量を全般にわたり実施可能な実務レベルの技術者の養成を目標としており、全世界で27カ国33コースがあります(令和8年2月時点)。

〇 研修参加予定者(7カ国8名)

カンボジア2名、パキスタン1名、フィリピン1名、スリランカ1名、 ベトナム1名、バヌアツ1名、シンガポール1名※2

※2:シンガポール海事港湾庁(MPA)の職員1名は、シンガポール水路部と海上保安庁海洋情報部の交流を円滑に進め、両機関の水路測量技術の向上及び人材育成に資することを目的とする「シンガポール水路部・海上保安庁海洋情報部交流フレームワーク」(令和7年6月2日成立)に基づき、オブザーバーとして本研修に参加します。