発表日
令和5年5月29日
概要
海上保安庁は、令和5年5月14日(日曜)から5月27日(土曜)までの間、外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門「海上保安庁MCT(Mobile Cooperation Team)」3名をJICAの枠組みでフィリピンに派遣し、米国沿岸警備隊(USCG)と連携してフィリピン沿岸警備隊等に対する能力向上支援を実施しました。
本文
今回MCTは、日米の海上保安機関が連携して実施する立入検査官研修(Boarding Officer Course)に訓練指導員として参加し、フィリピン沿岸警備隊等に対して制圧訓練を実施しました。同研修には、フィリピン沿岸警備隊のほか、USCGの招へいにより、フィリピン国家警察(Philippine National Police)、マレーシア海上法令執行庁(Malaysia Maritime Enforcement Agency)、タイ海上法令執行司令センター(Thai‐Maritime Enforcement Command Center)、ベトナム漁業監視局(Vietnam Department of Fisheries Surveillance )の職員が参加し、ASEANの4か国5機関の職員に対する能力向上支援となりました。
同支援は、日米海上保安機関による共同取組「SAPPHIRE(サファイア)」の一環として、MCT・USCG双方が連携して実施したものです。今回は、昨年5月18日、USCGとの協力覚書付属文書署名後、三回目の日米連携による外国海上保安機関に対する能力向上支援となりました。
海上保安庁は、今後とも、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けて、各国の海上保安機関との連携・協力を強化していくとともに、インド太平洋地域の海上保安機関の能力向上支援に積極的に取り組んでまいります。

制圧技の指導(連行)