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こませ網漁業は、その漁法の特殊性から、特に盛漁期(2月〜8月)においては、こませ網漁船がい集状態(「多く集まる状態」以下同じ。)となる海域があり、この様な状況では、各漁船と漁具の関係が、非常に判別しにくくなります。 この場合は、漁船群としてとらえ、漁船群ごとに、北端または、南端の錨ダル(オレンジ色)を確認し、航行可能域を見極める必要があります。また、潮流が速くなると、錨ダルは水没していることがあるため、補助ダル(オレンジ色)を目標にすることになるので注意を要します。
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い集操業パターン
こませ網漁業操業は、潮流に乗って移動する魚を待ち受ける漁法であるため、盛漁期の中でも、大潮をピークに出漁隻数が増減します。そして、海底地形などにより、い集操業が行われる海域は、満ち潮時・引き潮時で、ほぼパターン化しています。 また、この海域以外においても、い集状態となる可能性はあるので、通航時には、操業状況に十分注意する必要があります。
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こませ網漁具等損傷事故
毎年数件のこませ網漁具等損傷事故が発生しています。 事故が多い海域は備讃瀬戸東航路では、宇高東航路と宇高西航路の間、男木島付近、高瀬付近、備讃瀬戸南北航路では、水島航路との交差部付近で多く発生しています。