世界の『海の管制官』を育成 ~JICA課題別研修「海上交通安全(国際認定VTS管制官コース)」を開催~

発表日

令和8年11月2日

概要

海上保安庁は、令和8年11月9日~20日の間、国際協力機構(JICA)の枠組みの下、船舶の安全な航行を支える「海の管制官」を育成する研修(本邦研修)を実施します。

本文

1 研修概要

 本研修は、船舶の安全な航行を支援するVTS※1管制官を育成することを目的とした研修で、オンライン研修、マレーシアでの在外補完研修、本邦研修の三部で構成されています。研修員は、日本・マレーシア両国における講義、施設見学、現場実習等を通じて、異なる海上交通環境下におけるVTSセンターの運用実態や人材育成システム等についての知見を深め、修了後に国際航路標識機関(IALA)が定める国際認定資格が与えられます※2。本研修は、令和6年度から実施されており、今回で3回目※3となります。

※1 Vessel Traffic Service:船舶通航サービス

※2 平成29年度からこれまで12カ国112名の研修員が認定資格を取得しています。

※3 本研修は、平成29年度から令和5年度まで日・ASEAN統合基金(JAIF)を活用し実施され、令和6年度以降はJICA課題別研修として実施されています。

2 本邦研修日程・場所

日程

令和8年11月9日(月)~20日(金)

場所

東京湾海上交通センター、大阪湾海上交通センター、海上保安学校、JICA横浜センター ほか

3 研修参加予定者(5カ国10名)

インドネシア1名、フィリピン3名、マレーシア3名、エジプト2名、モザンビーク1名(下線は初参加国)

4 主な研修内容

  • 海上交通センターの運用及び海の管制官の人材育成等に関する講義
  • 東京湾における船舶通航実態把握
  • 海上交通センター及び海上保安学校の施設見学、意見交換等