発表日
令和8年9月18日概要
巡視船しきしまを令和8年10月1日から約1か月間、東南アジア周辺海域に派遣し、公海上での海賊しょう戒や外国海上保安機関との合同訓練等を実施します。本派遣は巡視船しきしま就役後、初の海外派遣となります。
本文
主要な物資やエネルギーの輸出入のほとんどを海上輸送に依存する我が国にとって、海上輸送の安全確保は、安定した経済活動を支える上で極めて重要です。海上保安庁は、日本関係船舶が数多く通航するシーレーンの安全確保及び自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、定期的に巡視船を東南アジア周辺海域に派遣しています。
本年は巡視船しきしまをインドネシア及びフィリピンに派遣し、公海上における海賊行為の監視警戒及び二国間、多国間の合同訓練等を実施します。
1.派遣巡視船
巡視船しきしま
(総トン数6,500トン、ヘリコプター搭載型)
第五管区海上保安本部 神戸海上保安部所属
※就役(令和7年3月)後初の海外派遣
2.行動概要
(1)公海上でのしょう戒
東南アジア周辺海域の公海上における海賊行為の監視警戒を実施し、シーレーンの安全確保を図ります。巡視船を派遣した公海上での海賊しょう戒は今回で53回目となります。
(2)日本・フィリピン・インドネシア三国合同油防除訓練(MARPOLEX)
インドネシア(ビツン)において、フィリピン沿岸警備隊及びインドネシア海運総局との協力関係促進及び油防除対応能力の向上を図るため、合同訓練を実施予定です。本訓練には2005年から巡視船や職員を派遣しており、今回で11回目の派遣となります。
(3)フィリピン沿岸警備隊(PCG)との海賊対処に係る連携訓練
本年は日比国交正常化70周年の記念すべき年です。このような記念すべき年において、フィリピン(マニラ)において、フィリピン沿岸警備隊と海賊対処連携訓練を行います。本訓練にはアジア海賊対策地域協力協定情報共有センター(ReCAAP ISC)も参加予定であり、海賊対処にかかる連携強化を図ります。
(4)日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練
海賊被害の防止及び迅速な救助体制の確立を目的とし、海上における巡視船しきしまと日本関係船舶間及び海上保安庁と運航会社間等の海賊発生に関する情報伝達訓練を実施予定です。
3.派遣日程
令和8年10月1日(木) 出港式、横浜港出港
令和8年10月中旬 MARPOLEX
PCGとの海賊対処連携訓練
日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練
令和8年10月27日(火) 神戸港入港、入港式