13 水路測量の基準が世界測地系に(平成13年6月)


 近年、GPSと呼ばれる位置測定システムが海上交通の分野でも広く利用されるようになってきました。GPSで得られる緯度・経度は「世界測地系」とよばれる世界標準に基づくもので、従来我が国が海図に使用してきた「日本測地系」と比較すると、距離にして約400〜500mのズレがありました。このため、測地系の取り違えによる位置の誤認によって海難が発生することを防止するため、海上保安庁では平成12年4月から「世界測地系」に基づく海図の刊行を開始しており、平成13年度中に我が国の全ての海域について完了することとしています。

 また、海図作成の基礎となる水路測量における緯度・経度の基準についても「世界測地系」にする必要があることから、第151回国会(平成13年1月〜6月)において、水路測量の基準を定めた「水路業務法」の改正を行いました。

 この改正により、我が国の海図に使用される水路測量の成果が「世界測地系」に基づくものとなることから、海上交通の安全性が向上することとなります。

海図の測地系とGPSの測地系が違うと…
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