3 ロシア連邦国境警備庁等との協力関係を強化(平成12年9月〜)
ソビエト連邦時代には、その国境警備庁と海上保安庁の連携・協力関係は皆無でした。しかし、近年、ロシア連邦国境警備庁との関係は急速に緊密になってきています。
平成12年9月、プーチン・ロシア大統領の訪日に同行したロシア連邦国境警備庁長官が、海上保安庁長官との間で、薬物・銃器の不法取引の取締り、密航防止等のための情報交換及び合同訓練の実施などに関して、両機関の協力関係を強化するための覚書に署名を行いました。また、平成12年4月及び平成13年5月に行われた海上保安庁観閲式には、ロシア連邦国境警備庁の警備艇を招待するなど、友好な関係の構築に努めています。
ロシア連邦運輸省との間においては、昭和31年の日ソ海難救助協定に基づく捜索救助の分野などで協力関係を築いてきました。油防除の分野に関しては、平成12年9月、日ロ両国の首脳により、サハリンプロジェクトに関連する油流出事故の危険性を念頭に置いた一層の協力関係の強化が確認されました。海上保安庁としても、平成13年2月、ロシア連邦運輸省国家海難救助調整庁との合同机上訓練及び油防除専門家会議を開催するとともに、同年7月、北海道紋別沖において、大規模流出油事故対策訓練を行いました。
覚書署名の模様(迎賓館にて)

平成13年度海上保安庁観閲式に参加した警備艇ネベリスク
