2 三宅島噴火及び新島・神津島近海地震災害への対応(平成12年8月〜)
三宅島周辺の伊豆諸島では、平成12年6月26日に三宅島に緊急火山情報が発表されて以来、新島・神津島近海地震災害、三宅島雄山噴火など、自然災害が相次いで発生しました。
海上保安庁では、これらの自然災害に対し、本庁及び第三管区海上保安本部に対策本部を設置し、巡視船艇・航空機による被害状況調査、島民の緊急時島外避難対策、付近航行船舶に対して注意を喚起する航行警報の発出、東京都からの要請による関係職員・物資の輸送等を実施したほか、防災関係者の緊急時島外避難対策等の安全対策や三宅島に接近する不審船舶の監視警戒等の防犯対策のために、巡視船を三宅島付近海域に配備してきました。
なお、三宅島の火山活動の低下や安全対策が強化されたことなどから、平成13年6月29日に、安全対策を目的とした巡視船の配備を終了しましたが、引き続き島内の防犯対策を目的として巡視船の配備を継続しています。
また、三宅島及び付近海域の火山活動に伴い、測量船により、精密な海底地形調査、海底地震計の設置及び地殻変動観測を実施しました。この結果、現在までのところ三宅島西方の大野原島が南に約64センチ、銭洲が西南西に約27センチ移動したことを観測したほか、周辺の島々も含め大きな地殻変動が生じていることを確認しました。
支援物資を運搬中の巡視船

三宅島に配備中の巡視船

三宅島周辺の地殻変動図
