U 航路標識の保守・運用
職員を常時配置する必要があるロランC局、デッカ局等を除き、航路標識は、そのほとんどが自動化され無人で運用されている。これらの標識の機能を維持するため、船舶、車両又はヘリコプターで定期的に巡回し保守を行っている。
また、無線回線及び電話回線を利用した監視システム等により、航路標識の運用状態の監視を行っており、灯台が消灯する等の事故が発生した場合は、緊急出動し、速やかに復旧している。
航路標識の事故のうち、特に多く、跡を絶たないのが、船舶の衝突による灯浮標等の沈没、位置移動及び破損事故である(第2−8−2表参照)。海上保安庁としては、後続する通航船舶の安全確保のため、船舶運航者に対して事故防止を呼び掛けるとともに、万が一事故を起こした場合は、直ちに通報するよう指導している。
第2−8−2表 灯浮標等への船舶衝突事故状況の推移
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区分 年度 |
沈 没 |
位置移動 |
破 損 |
計 |
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6 |
0 |
10 |
96 |
106 |
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7 |
4 |
4 |
100 |
108 |
|
8 |
4 |
4 |
112 |
120 |
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9 |
3 |
5 |
118 |
126 |
|
10 |
1 |
6 |
76 |
83 |
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11 |
2 |
7 |
91 |
100 |
灯浮標の被害状況