| 航路標識とは?
航路標識は、船舶が安全に、しかも最も経済的に航行できるよう、また、目標物のない、大洋で、自船の
位置を確認することによって、海運はもとより海洋開発あるいは漁業に活用されている施設です。
その歴史は古く、遣唐使が乗った船が日本に帰る目標としてたいまつを燃やしつづけたのが記録に残る「灯台」の初めです。
その後、明治2年元旦(1869年)三浦半島の観音崎にフランス人技術者によって洋式の灯台が点灯されて以来、海運、水産の発展に伴って、量的に整備拡充が進められ、また、その過程において時代の新しい技術を吸収して、独創的な開発改良が重ねられてきました。
海上保安庁では日本各地に光、音波、電波等を利用した各種の航路標識約5,500基を設置・管理して、海運・水産・海洋開発・海洋レジャー(スポーツ)等の事業に寄与しています。
海は世界に通じる道です。航路標識に関する様式、規則は世界的は統一作業が進められ、各国間の技術交流が活発に行われています。
なお、航路標識は次のように分類されます。
| 光波標識 |
灯台、灯柱、灯標、立標、照射灯、導灯、指向灯、灯浮標、浮標 |
| 音波標識 |
霧信号所 |
| 電波標識 |
ロランC局、ディファレンシャルGPS局、無線方位信号所(無指向ビーコン、レーマークビーコン、レーダービーコン) |
| その他の標識 |
潮流信号所、船舶通航信号所、海上交通センター等 |
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