明治期灯台17基の保全手法決定(12年3月)
船舶交通の安全を確保するために設置されている灯台等の中には、明治時代に建設されたものが66基存在し、今なお現役で機能している。この中でも特に歴史的・文化財的価値の高い33基について、海上保安庁では、3年11月から12年3月までの間、構造、建築史の専門家による「灯台施設保全委員会」を設置し、構造、老朽度などの状態、建設当時の施工技術を考慮した保全手法を検討した。その結果、補強が必要な灯台17基の保全手法が決定された。現在、委員会の検討結果を基に保全整備を計画的に実施している。
また、委員会で決定された評価手法及び保全工法を「明治期灯台の保全技術」として取りまとめ、インターネット等により広く一般に情報公開するとともに、14年にシドニー(オーストラリア)で開催される国際航路標識協会(IALA)の総会において発表することとしている。
神子元島灯台(静岡県)
| 補強工事状況 |