資料第25 地球環境問題に係るプロジェクト表

プロジェクト

概要及び海上保安庁の取組み

西太平洋海域共同調査
(WESTPAC)

 西太平洋の海洋構造等を把握するため、政府間海洋学委員会(IOC)が実施しているプロジェクトであり、海上保安庁では、58年度から、日本とフィリピン東方海域間の観測定線上において、測量船「拓洋」による海洋精密観測、漂流ブイの追跡観測等の物理調査及び海洋汚染物質のモニタリング等の科学調査を実施している。

北太平洋亜寒帯循環と気候変動に関する国際共同研究

 「北太平洋亜寒帯循環と気候変動に関する国際共同研究」に参加して、北太平洋亜寒帯における循環の全体像を把握する観測研究及び、二酸化炭素の挙動に関する研究を実施し、従来の気候変動モデルにおいて不明の点の多かった海洋における温室効果気体の循環に関して基礎となる事実の蓄積を図っている。また、日米科学技術協力の下「太平洋総合観測研究イニシアティブ」専門部会において、米国と亜寒帯循環研究に関する情報交換を行っている。

南極地域観測

 国際学術連合会議(ICSU)の中に南極研究科学委員会(SCAR)が設けられ、国際協力により、温暖化を含む地球環境に密接に関連した南極地域観測が推進されている。

 南極地域観測の一環として、南極海周極流の変動特性を明らかにし、南大洋の海洋構造を把握するため、毎年、海洋定常観測及び漂流ブイの追跡観測を実施している。
 また、地球温暖化と密接に関連している海面水位変動観測を実施している。

炭素循環に関するグローバルマッピングとその高度化に関する国際共同研究

 地球温暖化に影響を及ぼす炭素の循環機構を明らかにするための国際共同研究に参加し、研究に必要となる海洋データの標準化、国際交換及びデータベース化の研究を行っている。

地球規模の高度海洋監視システムの構築(アルゴ計画)

 日米をはじめとする環太平洋諸国、世界気象機構(WMO)等の関係機関との国際協力のもと、最新の海洋観測・通信・情報処理技術を駆使し、全世界の海洋の状況をリアルタイムで監視・把握するシステムの構築(アルゴ計画)を行っている。

 

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