航路標識情報

うみまる君 福岡海上保安部

海上交通ルールと航路標識

福岡県北部沿岸の標識を例にとって交通ルールを表示しています。

倉良瀬戸付近

倉良瀬戸付近は、浅瀬が多く航路幅が狭いので航行船舶は注意が必要です。

この海域では、当保安部が管理している「オノマ瀬灯浮標」への船舶による接触事故が多発しています。

海の道しるべである航路標識設置場所付近での航行については注意して下さい。

倉良瀬付近の略図

●地ノ島北西灯浮標

浅瀬の表示をしています。博多港へ向かう船に対して左げん表示をしています。

灯質は、モールスの「D」緑閃光(−・・)です。

●倉良瀬灯台

岩盤上にあり、障害標識として設置されています。

灯質は、3秒1白閃光です。

一口メモ
◆水源って何?
右げん・左げん標識という場合の左右は、船舶の進行方向によって異なりますから、基準を決める必要があります。それが「水源」で水源に向かって左が左げん、右が右げんとなります。
◆港・湾・河川の水源
港・湾・河川及びこれに接続する水域の水源は、港もしくは湾の奥部または河川の上流です。
◆右げん・左げんの表示って何?
詳細はこちら→

●オノマ瀬灯浮標

博多港へ向かう船に対して右げんの浅瀬を表示し、筑前大島港の入り口を表示しています。

灯質は、モールスの「A」赤閃光(・−)です。

●一ノ瀬灯浮標

博多港へ向かう船に対して神湊入り口を示す左げん表示で浅瀬を表示しています。

灯質は、モールスの「A」緑閃光(・−)です。

※黄色の矢印は、水源を示しています。ここでは博多港が水源となります。


博多湾内

博多湾内の主な標識について表示しています。

港の奥に向かって中央航路と分岐した東航路が設定されています。

航路の幅は、入口から東航路分岐付近までは400mですが、その延長上(博多港中央航路第5号灯標から博多港東防波堤灯台の間)は、航路幅が狭く300mとなりますので注意が必要です。

中央航路の灯標に接触する船舶が多発しています。灯標との間隔を維持して航行する必要があります。

(中央航路)

博多港中央航路入口の左舷側に設置されている緑色の灯標は「博多港中央航路第1号灯標」です。港の奥に向かって順番に、第3号、第5号と続いています。

航路入口の第1号灯標は6秒2閃光。第3号及び第5号は3秒1閃光です。

博多港中央航路入口の右舷側に設置されている赤色の灯標は「博多港中央航路第2号灯標」です。港の奥に向かって順番に、第4号、第6号と続き、さらにその延長線上には「博多港西防波堤北灯台(通称「赤灯台」)が設置されています。

航路入口の第2号灯標は6秒2閃光。第4号及び第6号は3秒1閃光です。

これらの灯標は、同期点滅の設定となっており、航行船舶から視認しやすいようになっています。

一口メモ
◆灯質ってどんなの?
灯台・灯標・灯浮標などの光波標識は、発光する間隔や回数がそれぞれの標識ごとに設定されており、光り方がそれぞれ場所により違っています。これを、灯質といいます。
◆方位標識とは?
その標識が示す方角に可航水域又は航路の出入り口・屈曲点・分岐点・合流点があることを示し、その反対の方角にに岩礁・浅瀬・沈船などの障害物があることを示す標識です。 東西南北4種類の標識があります。
方位標識の解説
◆孤立障害標識とは?
孤立した浅瀬を示すための標識です。岩礁上などに設置されています。
孤立障害標識の解説

(東航路)

博多港中央航路の第3号灯標と第5号灯標の間からアイランドシティ方面に分岐しているのが博多港東航路です。航路の左舷側に設置されている緑色の灯標は、港の奥に向かって順番に、博多港東航路第1号、3号、5号灯標です。

博多港東航路第1号灯標は、6秒2閃光。第3号、第5号は3秒1閃光です。

博多港東航路の右舷側に設置されている赤色の灯標は、港の奥に向かって順番に、博多港東航路第2号、4号、6号灯標です。

博多港東航路第2号灯標は、6秒2閃光。第4号、第6号は3秒1閃光です。


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