これは、新人海上保安官が配属された鳥羽海上保安部浜島分室に所属する「巡視艇いせかぜ」でのHNS事故対応訓練の模様です。
※ HNSとは、「Hazardous and Noxious Substances」(ハザーダゥス アンド ノクシオス サブスタンスズ)の略語で、引火性の危険物及び油以外の海洋に有害な液体物質の総称です。
海難事故等により、危険物等運搬船から積荷が漏洩してしまうと、有毒なガス等が発生し、付近の人々や海洋生物及び環境に多大な悪影響を及ぼす恐れがあります。
*いせかぜの船首部において海面上のガス濃度を測定しています。
事故が発生した場合に備えて、事故現場で対応するために必要なHNSについての基礎知識を身につけ、資器材の取扱い訓練に励みました。
写真は、座学でHNSの基礎知識について学んだ後、保護衣を着用し、ライフゼム(空気呼吸器)を装着してのガス検知器 によるガス濃度を測定する訓練の模様です。
訓練を終えた新人海上保安官は、
「装備を着用した訓練は、動くたびに汗が流れ出て、その中で空気の残量点検、周囲の警戒、ガス濃度の変化報告を行うのはとてもきつく、難しかった。」
と感想を述べた後、
「今後、訓練を重ね、もっと落ち着いて確実な作業を行えるように頑張りたい!」
と 先輩達の前で誓いました。
*いせかぜ船尾甲板において、除染作業の確認を行っています。