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この”観天望気”は平成6年に留萌海上保安部長であった「木浪 昭夫」氏が編集した資料から引用しています。
留萌管内の海の天気とことわざ
(クリックして下さい)
・はじめ
・留萌管内における地域特有の観天望気について
・全国共通の天気のことわざ
・留萌管内の気象についての言い伝え
1 風の方位別呼び名(俗称)
2 気象・海象に関する言葉
・増毛地方
・留萌地方
・小平地方
・苫前地方
・羽幌地方
・天売・焼尻地方
・初山別地方
・お願い:他に言い伝えがありましたらお知らせください。
・はじめに
天文や空模様などから天気を予知することを観天望気と言います。
天気に関する諺(ことわざ)の多くはその地方の人々、あるいは、特定の個人の印象に強く残ったものが言い伝えられたもので、それぞれ意味を持っており、今日のような天気予報がなく、他に頼るものがなかった時代には重要な役割を果たしていたと思われます。
これに対して今日の気象台の天気予報は数値予報技術が進歩し、世界から集めた観測データを基に、コンピュータを使って地球上の気圧のほか、風向風速、気温湿度など大気の状態を立体的に把握し、将来のそれらの大気の状態を高い精度で予想できるようになっています。また、雷雨や集中豪雨などの局地現象もその実況については、気象衛星や気象レーダー、アメダスなどにより、より詳細に把握できるようになっています。
とはいえ、気象台の予報にも限界があり、天気予報の精度は80点を超えた程度で、局地現象は、その発生がある種の大気の状態と密接に関係していることは予知出来ても、前もって予報することは難しく、これを補うには予報の利用者が気象知識を持つことが役立ちます。天気の見方などの気象知識を持っていれば、大気の状態や天気の変化の大勢をそれなりに理解でき、天気の諺を利用する際の心構えが違い、適切な判断のもとに行動することが出来ます。また、80点の予報も多少の気象知識を身につけて利用すれば、100点に近いよりすぐれた予報の価値が生まれてくることは多くの集積事例からも判ります。
日和を見るには、まず朝夕天気を伺うなり
日の出、日の入りを能く能く見るべし
昔、航海する船乗りの必読書として、寛延元年(1748年)に編纂された「船乗重宝記」より
気象変化を予測するためには、天気を観測することを習慣化することが大切である。
そのため、朝夕には必ず天気状態を見ると良い。また、それによって天気の変化も理解できる。観天望気の基本は、昔も今も変わらない。
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