問い合わせ先
  海上保安庁総務部        こいけ さだとし
  情報通信企画課専門官    小池 貞利
    電話 03-3591-6361(内線2904)
    FAX  03-3591-9700

平成16年9月24日
海上保安庁


第33回コスパス・サーサット理事会への出席について

 コスパス・サーサットは、遭難者を迅速に発見し、救助するための人工衛星(コスパス・サーサット衛星)を運用するため国際協定を締結した国々によって設立された国際機関(35カ国、2機関参加、事務局ロンドン)であり、理事会は、その運営方針等を決定するため毎年開催されている国際会議である。
 本年度は、米国のGPS衛星や欧州のガリレオ衛星を利用して新たに中軌道衛星捜索救助システム(MEOSAR(メオサー))を構築する計画や予算の現状及び将来の支出予想、事務局の移転などの問題について審議される。

1   日程等
(1)  期間:  平成16年10月4日(月)〜7日(木)
(2)  場所:  英国・ロンドン
(3)  参加者:海上保安庁
総務部情報通信企画課長梅田 宜弘
          同  専門官 小池 貞利
2   今回会合の概要
(1)  中軌道衛星システム(MEOSAR)構築計画
来年より実験が開始される中軌道衛星システム(MEOSAR)の計画が審議される。
(注)MEOSAR: 高度約20,000KmのGPS衛星(米)、ガリレオ衛星(EU)やグローナス衛星(露)を使用して遭難警報を処理するもの。これまでの低軌道衛星システム(LEOSAR)(高度約1,000Km)や静止衛星システム(GEOSAR)(高度約36,000Km)の後継となり、地球上のどこでもリアルタイムな遭難位置測定が可能となる。
(2)  各種技術基準改正案の承認
本年6月に横浜にて開催された合同委員会(JC18)が作成した技術基準の改正案が審議される。
(3)  財務及び事務局の移転に関する問題
ロシア(7500万円)、韓国(130万円)、台湾(440万円)、サウジアラビア(440万円)等の分担金の支払が昨年から遅延している問題等が審議される。また、来年予定されている事務局のカナダ・モントリオールへの移転に要するコストに関する問題等も審議される。

(注) コスパス・サーサットの概要  下記URL参照
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/cospas_sarsat/