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海岸に向かって強い風が吹くと、海水は波によって沖から海岸に打ち寄せられます。そのとき、岸に貯まってしまった海水が沖へ戻ろうとする通り道が離岸流となります。 <発生しやすい海岸> ・海岸が太平洋や日本海等の外洋に面しているところ ・遠浅で、海岸線が長いところ ・波が海岸に対して直角に入る海岸 以上の3つを充たしている海岸 |
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岸から沖へ強く流れる、海水の流れのことをいいます。とても強い流れのため、一旦この流れに乗ってしまうと、逆らって泳ぐことはとても困難です。 離岸流は部分的に発生することが多く、幅は10m〜30m程度といわれています。また、離岸流による海難事故は全国で起こっており、十分注意する必要があります。 |
管理課
0996-32-2205(電話) 0996-32-2371(FAX) |
警備救難課 0996-32-3592(電話) 0996-32-3593(FAX) |
交通課 0996-32-2362(電話) |
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離岸流の速さは場合によって、オリンピック選手でもその流れに逆らって泳ぐことが難しいほど強い流れになります。そのため、岸に帰ろうと離岸流に逆らって泳いでも、体力を消耗し、岸へ戻れなくなります。 離岸流に流された場合、岸に向かって泳ぐのではなく、まずは海岸と平行に泳ぎ、離岸流から抜けることが肝心です。離岸流を抜けたと感じたら、岸に向かって泳ぎましょう。 |
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海岸線や陸地の地形が凸凹している場所を探しましょう。左の図では凹の部分、波が砕けない部分で離岸流が発生しています。場所によっては、凸の部分で発生することもあるので、波の砕け方と併せて判断しましょう。 |
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ゴミが集まっていたり、海水の色(濁り)が違っている場所は離岸流が発生している可能性があります。左の図では、離岸流により砂が沖まで流されて、濁っている様子がわかります。 |
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周りに比べて海面がざわついている場所は、離岸流が発生している可能性があります。ざわついている場所が早く移動している場合などは魚が集まっていることもあるので、よく観察しましょう。 |
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左の図のように、海岸にゴミが集まっている場所付近から、離岸流の発生している可能性があります。 |