海の事件・事故は118番へ
 花曇り、花見月、花見酒、花見小袖、花見草、花見船……という言葉があります。「菜畑に花見顔なる雀かな」(芭蕉)という句もあります。花見シーズンの到来です。野外で花を観賞する習慣は世界にあり、飲食を共にすることも珍しくありません。ただ、特定の花の開花をきっかけに、大勢の人がその下に寄り、にぎやかに飲み食いする「花見」は日本以外には無いそうです。             
 さて、この「わいわい7」ですが、創刊号から携わっていた編集スタッフが人事異動となります。次号からは新スタッフ編集の「わいわい7」と相成ります、まずはこの「春を楽しむ大衆文化」で事務局内のコミニュケーションを深めつつ心機一転スタートして行きたいと思っています。今後とも、「わいわい7」は友の会会員の皆さんと事務局を繋ぐ架け橋として頑張って参ります。

七管トピックス
○改正油濁損害賠償法3月1日スタートしました! 
 今巷で話題となっている 「改正油賠法」って何でしょう?  
 正式には改正船舶油濁損害賠償保障法と言います。同法は、船舶の座礁による油濁損害や船体の撤去費用を補てんする保険(船主責任保険)加入を総トン数100トン以上の船舶に義務づけることが柱となっています。
 船籍を問わず外航船は、入港前日の正午までに船名のほか、国土交通省交付の入港証明書や保険会社の保険証書の写しを所持し、地方運輸局などへ事前通報、審査を受けなければなりません。  
 第七管区海上保安本部では、同法の所管官庁である運輸局等関係機関と連携協力し、海上における警察機関として、これに厳正に対応することとしています。
 また、この法律を的確に運用することによって、無保険船が我が国の港に入港することがなくなることから、海難に起因する排出油の防除や座礁船舶の撤去に効果が期待されています。


(H14.2 山口県角島で乗り上げた外国船)
○携帯電話で有明海情報
〜三池海上保安部の
「沿岸域情報提供システム(MICS)」の運用開始 〜
 三池海上保安部は、さる3月1日携帯電話を使って有明海の風向きや干満時刻、発生した海難事故などの情報を知ることができる「沿岸域情報提供システム」の運用を開始しました。これまでのインターネットホームページで干満時刻や海難事故、荒天に伴う避難勧告などの情報提供に加え携帯電話でホームページに接続できるようになり、航行中の海上でも即座に情報が入手できます。 同海保のHPはhttp://www.kaiho.mlit.go.jp/o7kanku/miikeでiモード利用者は「i」をボーダーフォン利用者は「v/」を、EZウェブ利用者「e/」をそれぞれアドレス末尾に付けてください。 
 七管区管内の他の海上保安部(唐津を除く。)は、既に昨年12月1日から「沿岸域情報提供システム」(MICS:Maritime Information and Communication System)の運用を開始しています。
 「沿岸域情報提供システム(MICS)」は、沿岸灯台などで観測した気象データーを全国の海上保安部等から「海の安全に関する情報」としてプレジャーボート、漁船などの船舶運航者や磯釣り、マリンスポーツなどのマリンレジャー愛好家など海を利用する全ての方々に対し、提供するシステムです。  
 地域に密着した情報を使いやすく、分かりやすい形にして、インターネット・携帯電話・一般電話、ラジオなどを通じて「誰もが簡単に」「必要な情報を必要な時に」入手することが可能となっており、情報不足を起因とする海難の未然防止や死亡・行方不明者の減少を目指すこととしており、海上における安全のより一層の向上が図られることが期待されます。
 七管区内では、平成17年度末までに全ての海上保安部において運用が開始されます。
 また、全国各地の保安部からホームページ等でMICS情報を提供していますのでご利用ください。 
○周防灘で「大規模な流出油回収合同訓練」を実施
〜七管区と九州、北陸地方整備局合同による初めての取り組み〜
 3月3日(木)第七管区海上保安本部と国土交通省 九州、北陸両地方整備局による全国初の流出油回収訓練を行いました。  参加人員は総勢約200名で、第七管区海上保安本部からは油回収機能を有する巡視船「はかた」のほか巡視船「ちくぜん」消防艇「きよたき」巡視艇「はたかぜ」「みやぎく」「わかかぜ」オイルフェンス展張船「M116」ヘリコプター「おおほり」「はまちどり」が、九州、北陸両地方整備局からは 大型浚渫兼油回収船「海翔丸」「白山」ヘリコプター「はるかぜ」が参加しました。 
訓練は、「周防灘海域を航行中の貨物船がタンカーに衝突し、タンカーから原油が流出した。」との想定のもと訓練が開始されました。
   巡視船「ちくぜん」をタンカーに見立て、オイルフェンス展張船「M116」などがオイルフェンスを展開し、付近海域では消防艇「きよたき」が航走や放水により流出油(想定)を拡散、上空からはヘリコプター「おおほり」が油処理剤を空中散布、巡視船「はかた」や浚渫兼油回収船「海翔丸」「白山」が油回収装置を使用して、流出油を取り込みました。
 また、現場で展開する防除作業の映像が、ヘリコプター「はまちどり」から七管本部に伝送されました。 第七管区海上保安本部及び九州地方整備局は、今後この種訓練を反復継続して両機関の連携を深めるとともに、各種資機材運用技術の維持・向上を図っていき、不測の事態が発生した場合には、迅速かつ的確に対処いたします。 
○ 巡視船あそ引渡式!
 三菱重工業(株)下関造船所にて建造中だった高速高機能大型巡視船「あそ」(PL41)が平成17年3月15日に海上保安庁に引き渡され、福岡海上保安部に配属されました。  
 巡視船「あそ」は平成13年に発生した九州南西海域における工作船事件を踏まえ、不審船・工作船事案に迅速かつ的確に対応するために建造されました。
 式典は同造船所8号岸壁において、海上保安庁及び三菱重工関係者70名が参加し、太田一紀 三菱重工業 常務取締役から横山鐵男 海上保安庁警備救難監に引渡書が渡され、その後、「あそ」のマストから三菱重工社旗が降下、海上保安庁庁旗が掲揚されました。「あそ」は30ノット以上の速力と優れた監視能力等を十二分に発揮し、不審船・工作船事案対応のみならず、海難救助、密航・密輸事犯の取締り、外国漁船の不法操業の取締り等、海上保安業務全般について、最前線で活躍することが期待されています。

○七管区の平成17年度新体制について
1 テロに対応する海上保安業務執行体制の強化テロ情報の事前入手によるテロの未然防止、公安事件の検挙によるテロ活動の封殺及びテロ情報の分析による適切な海上警備の遂行を図るため、本部警備救難部に「公安課」を新設することとなりました。
2 豊前海域の海上保安業務執行体制の強化新北九州空港開港に伴い発展する苅田港及び広範囲な豊前海海域における警備救難業務を適切に遂行するとともに、地域の関係団体、関係官公庁等との連携体制を構築し、密漁、密輸・密航取締等の警備救難業務の強化を図るため、「苅田海上保安署」を新設することとなりました。
3 壱岐島周辺海域の海上保安業務執行体制の強化壱岐島周辺海域における警備救難業務を適切に遂行するとともに、地域の関係団体、関係官公庁等との連携体制を構築し、密漁、密輸・密航取締等の警備救難業務の強化を図るため、「壱岐海上保安署」を新設することとなりました。
4 海上交通に関する海上保安業務執行体制の強化佐賀県北部及び壱岐島周辺海域の警備救難業務と航路標識業務の連携を強化し、海上保安業務執行体制の総合力を高め、また、海上交通の安全に関する情報の収集及び提供業務の充実のため、勝本及び呼子の各航路標識事務所を唐津海上保安部に統合し、同保安部内に航行援助センターを新設することとなりました。
 航行援助センターでは、インターネットや携帯端末などを通じて、沿岸海域に関する安全情報の提供サービスを行います。これにより海事関係者、漁業者、マリンレジャー愛好者等が情報をリアルタイムに容易に入手することが可能となり、海難の未然防止の効果が 期待されています。
5 船艇及び航空機の配備状況は別図を参照してください。
 
次号はゴールデンウィーク前を予定しています。
<編集後記>
  「わいわい7」の編集にあたり、会員皆さんのご意見やほのぼのとした写真、みんなが楽しんでいるような写真、俳句、絵、まんが、感想等々がありましたら、下記宛投稿をお願いします。皆様の投稿をお待ちしています。(投稿していただいた方には粗品を贈呈いたします。)
 
  皆様方のお近くに、海上保安友の会に興味を持たれている方、また、新規に友の会に加入したい方がおられましたら、是非、事務局までご一報下さい。
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