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海の「もしも」は118番
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ライン 海上における船舶の安全かつ能率的な運航を確保するために 海上における船舶の安全かつ能率的な運航を確保するために 海上における船舶の安全かつ能率的な運航を確保するために 海上における船舶の安全かつ能率的な運航を確保するために うみまる&うーみん
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い いの一番は 見張りだ見張り

【(社)日本海難防止協会 安全運航のいろは】 より

図1

 

 誰もが安全運航の基本は「見張り」だと分かっていると思います。
 それにもかかわらず、海難原因を見ると「見張り不十分」がいつも1位、2位を争っています。
 見張りさえしっかりしていれば、衝突、乗揚げの大半は防ぐことができます。
 また、見張りを厳守するというその緊張感、注意力は自船全体への目配り、航海
に必要な情報の把握にもつながります。“見張りさえしっかりしていれば船舶海難のほとんどは回避できる”といっても過言ではないでしょう。
 安全運航の基本は「何たって見張りだ!」ということを肝に銘じてください。
 海上衝突予防法は第5条には「船舶は、周囲の状況及び他の船舶との衝突のおそ
れについて十分に判断することができるように、視覚、聴覚及びその時の状況に適し
た他のすべての手段により、常時適切な見張りをしなければならない」と規定されて
います。
 安全措置として見張りほど幅広く、奥深い内容を含んでいるものはありません。
 人間の本性、弱さに触れるもの、多種の航海用機器類に係わるもの、千差万別の
周辺状況に関係するもの、海上という特殊環境が影響するもの等々、見張りとはこ
れらを見ただけでも言うは易く実行はなかなか難しいものです。
 しかし、阻害原因のひとつひとつを考えてみるとさ細なものであるため、往々にして
問題を見過ごしがちで、それ故に、慣れと油断が生じ、山かんになり、手抜きをし、そ
して最も悪い居眠りまで誘うことになります。
 ここで、適正な見張りについて一般的な事項を記します。
 幅広い奥深い見張りに関しては、ほかの項で取り上げているのでそちらを読んで
ください。
 
 1 他船との衝突のおそれ(可能性)の判断は最も重要なことです。しかし、船舶だけ
  ではなく定置網やノリ・ワカメなどの養殖施設、工事関係の構造障害物 (これらの標
  識)、また漂流物や浅瀬の早期発見のために、海上も十分注意して見るようにするこ
  と。
 2 双眼鏡、レーダー、航海情報表示装置、暗視装置などの航海用機器それぞれの機能
  を十分活用した見張りをすること。
 3 自動操舵装置に任せ、前方見張りを怠ることのないようにすること。
 4 居眠りをしないようにすること
 5 相手船が前方を見ていないことが意外に多いこと、相手船の灯火が消灯しているこ
  とがあることなどを十分に認識した見張りを怠らないこと。
 6 停泊、漂泊、操業中にも周辺見張りを怠らないこと。
 7 状況をよくみて、油断・隙のない見張りをすること。

 (1)漁船やプレジャーボートが多数操業・行動している海域では、常にこれらの船舶
   の動静に注意を払って航行すること。急に動き始めたり、急に変針したりすること
   がよくあることを念頭においておくおこと。

 (2)太陽の高度の低い間は、太陽の方向に注意すること。
    太陽光や海面反射に隠れて、その方向から接近する船舶が見え難くなる。
 (3)視界不良時には、レーダーを活用し、見張員を増員するなど状況に適応した見張
    を行うこと。
 (4)後方が見えにくい船橋の場合や船橋前面にクレーンなどの構造物があったり、空
    船状態で船首が持ち上がり前方の視野を妨げる場合などは、自分が船橋内部を移
    動し、また当直者同士でその方向の見張りをカバーして、隙のないようにするこ 
    と。
 (5)高速船については、そのスピードを勘案した見張り・判断をすること。
    

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