うみまる      うーみん
       海上保安庁マスコットキャラクター

何で潮が、満ちたり、引いたりするのかな?

津波は、どんなときに発生するのですか?

円形吹き出し: ぼくたちが、海に関するいろいろな疑問にお答えします!
海上災害とはどのようなもの?
地震の指標と規模について教えて?
来島海峡の潮流の流向によって航行する航法
順中逆西(じゅんちゅうぎゃくせい)って何?

 

 

何で潮が満ちたり、引いたり、するのかな?  

 「潮の満ち引き」は月と太陽の引力によって潮の干満が発生する状態のことで、新月や満月の前後数日間の干満の差が最も大きい時期が「大潮」で、月の形状が半月になる上弦や下弦の前後数日間の干満の差が小さい時期を「小潮」といいます。
 西条港における潮の最大の干満の差は約4mで、これは東京の約2mに比べると大きいですが、これは西条港が瀬戸内海に面しているからです。
 また、台風が接近すると気圧の変化に伴い、高潮が発生します。平成16年8月30日に、瀬戸内海に接近した台風16号による被害は大きく、西条港付近で通常より更に約1m海面が上昇し、瀬戸内を中心に約3万2千棟が床下浸水するなど、高潮による被害がでました。
(西条市広報 さいじょう 平成18年8月号掲載)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

津波は、どんなときに発生するのですか?

 主に海底で起こった断層のずれが、海底を上昇させたり沈下させてりするために発生します。
 一般的な感覚の「波」より異常な潮の満ち引きで、海面の上昇・下降が数回から10回程度起こり、津波が引くとき はあらゆるものを根こそぎにするほどで、家屋の倒壊などの被害は、引き潮のときが多いと言われています。

 

 

 

 

海猿バージョン

 過去には遠いチリやアメリカ西岸の巨大地震で発生した津波が太平洋を越えて伝わり、日本でも被害が出ました。
 今世紀中に起きると予想されている、東南海・南海地震が発生した場合、西条市付近には地震発生後約180分〜250分を経て、津波の第1波が到達し、その高さは2〜3メートルと予想されています。
 (西条市広報 さいじょう 平成18年9月号掲載)

 

 

 

 

 

 

 

海上災害とはどのようなもの?

  海上災害とは主として、海への油などの排出や、海上火災を言いますが、広範な意味では、災害(暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火、その他の異常な自然現象、大規模な火事・爆発、放射性物質の大量放出、大規模海難など)のうち、海で起こったものや海に及んだものをいいます。
  西条での海上災害は、高潮(低気圧によって海水面が著しく上昇すること)や、津波の起こる可能性が高いと考えられています。台風災害は西条も毎年影響を受けており、平成16年の夏から秋にかけての台風は、流木による洪水災害を引き起こし、西条・新居浜を中心とした東予地方に大きな被害を与えました。この被害を引き起こした流木は、四国中央市から今治市に至る港内や沖合いの広い範囲に漂い、国・県・市による除去作業は長期間に及びました。
  この流木による被害は、船舶の航行に多大な影響を与えましたが、人への被害は幸いにもありませんでした。
  
(西条市広報 さいじょう 平成18年10月号掲載)

 

 

 

<流木による被害の状況>

 

警護バージョン

 

 

 

 

地震の指標と規模について教えて?

  地震が発生したらテレビによく震度とマグニチュード(M)の表示がされます。
  震度は揺れの強さを示し、範囲が0〜7(5と6に弱と強があります)の10段階で表示され、7が最も強い揺れを表します。マグニチュードは地震の規模、持っていたエネルギーの大きさを表す数字です。 
  多大な被害をもたらした地震で、世界では2004(平成16)年発生のスマトラ沖地震(M9.0)、日本では1995(平成7)年発生の阪神大震災(M6.9)があります。

 

 

 

 

パイロットバージョン

  東南海・南海地震(四国から駿河湾まで延びる南海トラフで90年から150年周期で起こる巨大地震)が発生した場合、想定ではマグニチュード8.7と予想され、西条市付近の地震想定震度は5弱(家具の移動、食器や本の落下、窓ガラスが割れる)〜6弱(立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが割れ、ドアが開かなくなる)と予想されます。
  海のそばで地震が発生したら、高台へ直ちに避難することが必要です。
 
 (西条市広報 さいじょう 平成18年9月号掲載)

 

 

 

 

来島海峡の潮流の流向によって航行する航法
順中逆西(じゅんちゅうぎゃくせい)って何?  

  西条市の北西方にある来島海峡は、東予地方の西側の玄関口に当たり、1日約700隻の船舶が航行しています。その中には島々が散在しているため、船舶が通航する水路は非常に狭く、かつ屈曲したものになっており、潮流が非常に早く、時には10ノット(時速18km)を超え、鳴門海峡、関門海峡とともに日本三大強潮流として知られています。
  来島海峡には、海上交通安全法によって航路が定められており、船舶が潮流に乗って航行する場合(順潮の場合)は中水道を、潮流に逆らって航行する場合(逆潮の場合)は西水道を航行すること となっています。
  これは、順潮の場合は舵の効きが悪くなり操船が難しくなるため、屈曲が小さくて水道の長さが短い中水道を通り、逆潮の場合は潮流に逆らって航行することで舵効きが良くなるため、大きく屈曲した西水道を通るようにしたものです。
  この航法は「順中逆西」と呼ばれ、世界的にも珍しく、日本で唯一の航法となっています。
(西条市広報 さいじょう 平成18年12月号掲載)

 

▲ 南流の場合

 

 

 

 

 




西


 

 

 

 

 

 

▲ 北流の場合

巡視艇バージョン

  来島海峡には今治海上保安部が運用する潮流信号所が5箇所設置され、通航する船舶に対して潮流に関する情報を提供しています。
  また、この海域には来島海峡海上交通センターも設置されており、通航船舶を24時間レーダー監視するとともに、常時配備された巡視艇によって通航船舶の交通整理も行っています。