海上防災・海洋環境の保全
油流出事故を想定した訓練を実施する消防艇及び巡視艇

海上は多種多様の船舶が往来しており、一度、衝突・乗揚げ等の海難事故が発生すると、積荷の油や有害液体物質等の海上への流出が予想されます。
 油等が海上に流出すると広範囲に被害が予想され、流出油等の拡散による被害を局限化することが非常に重要となります。
 そのため、海上保安部では油取扱い業者の協力を得て消防機関等と合同で油流出事故を想定した訓練を毎年実施しています。

排出された油を調査(採取)する海上保安官

▲投棄された廃船

 船舶からの油の不法排出及び廃棄物の不法投棄が依然として発生し、特に不要となったプレジャーボート等の不法投棄が後を絶たないため、監視取締りを強化しています。また、未来を担う子供たちで設立された「海洋こどもエコクラブ*2」の活動を通して、「未来に残そう青い海」をスローガンに、海洋環境保全思想の普及・啓発に努めるなど、広島湾の美しい海洋環境の保全に努めています。

*2 海上保安協会(海上保安思想の普及や海上保安業務の発展を目的に設立された財団法人)が指名している海上保安協力員(民間ボランティア)が中心となり、平成9年に広島近郊の小・中学生を対象として設立した任意のクラブであり、海洋環境保全の重要性を学ぶための活動を実施している。