友ケ島水道の船舶通航隻数について

 
 海上保安庁では、船舶交通の輻そうする友ヶ島水道、明石海峡等の主な狭水道における通航船舶の実態を把握するため、 毎年「通航船舶実態調査」を行っています。
 友ヶ島水道を担当する和歌山海上保安部では、去る11月27日12:00から11月30日12:00までの間(72時間)、 友ヶ島水道を通航する船舶の通航量等の調査を行いましたので、調査結果を次のとおりお知らせします。

@ 3日間の通航船舶隻数は、1,224隻でした。

A 1日平均の通航船舶隻数は、408隻でした。

B 3日間の通航船舶の船種で最も多い船舶は、漁船で 581隻でした。

C 3日間の通航船舶の船種のうち貨物船は、382隻でした。

D 3日間の通航船舶の船種のうちタンカー船は、111隻でした。

E 最も通航量が多い時間帯は、午前3時〜午前4時で 116隻でした。

F 最も通航量が少ない時間帯は、午前0時〜午前1時で 17隻でした。

※ 観測年により平均通航船舶隻数の変動があり、平成19年は1日あたり408隻と前年に比べ、124隻減少しましたが、主に漁船の通航量の多寡が反映しているもので、漁船以外の貨物船、タンカーなどの通航量は、ほぼ横ばい状態です。なお、当該調査は毎年同時期に実施しています。



 
過去10年間の観測で、1日の平均通航船舶隻数の推移は、次のとおりです。




 友ケ島水道の概略

 友ケ島水道とは、淡路島南東端と和歌山県北西端との間の水道の総称で、沖ノ島及び地ノ島によって西方から由良瀬戸、中ノ瀬戸及び加太瀬戸の三水道に分かれている。
 友ケ島水道の主航路である友ケ島水道(由良瀬戸)は可航幅※1が約2,800mと狭く、潮流が3ノット台※2と強い海域であるうえ好漁場でもあるため、多数の漁船が操業する航海の難所とも言える海域である。
 また、友ケ島水道は、大阪湾、瀬戸内海の東の玄関口であるため、大阪、神戸、広島、高松等主要な都市、工業地帯に通じており、国内外のカーフェリー、貨物船、タンカー等が頻繁に航行する重要水路でもある。
 
※1 大型船が安全に航行できる水深20m以上の水路
※2 1ノット・・・1,852m/1時間




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