乗組員の声
巡視船きいのページ
このコーナーは、本船の乗組員が巡視船について、海上保安庁について、その他感じることを熱く語ってくれるコーナーです!


海上保安庁のことがよくわからない人!
将来、海上保安庁を目指している人!
乗組員の声を、ぜひ参考にしてみて下さい。

今回は平成24年4月に海上保安庁の教育機関である海上保安大学校、海上保安学校から本船に赴任してきた2名が語ってくれました。
小笠原 主任機関士
 (海上保安大学校本科57期)

  この度主任機関士として配属された小笠原と申します。
  
初任地で早くも希望が叶い、海上保安庁に10隻しかない特警船の内の1隻である、巡視船きいに着任することができました。

  
海上保安大学校で逮捕術部に所属していた私は、自信とまではいきませんが、現場でもそれなりに通用する技能を持っていると思っていました。しかし、現場で磨き上げられた技術や知識・技能・経験が融合した先輩方の姿を目の当たりにし、私が身につけてきた技能は、まだまだ入り口に立ったに過ぎないことを実感しました。

  
幸い船の皆さんが、時に優しく時に厳しく、ユーモアを織り交ぜながら解りやすく指導してくれるので、訓練も身が入り、自主練習も自分自身が成長することが嬉しくて苦になりません。今教わっている恩を、いつか誰かに教えることで返せるように、これからも訓練・勉学に励みたいと思います。

  
また、きいは竣工から34年目を迎え、海上保安庁の中でも有数の老朽船です。新型船では経験できない整備作業や機器の取扱が数多くあり、船や機器を理解し、造船技術の進歩を実感するには最適です。私が着任してからもボイラや電気系統の故障が続き、機関士としても充実した日々を送ることが出来ています。

 勿論この他にも、現場に出て初めて経験した業務や、これから経験していく業務が数多くあります。しばらくは何かする度に反省することが続くと思いますが、千差万別の海象、機関故障や事件に対応できる海上保安官にいつかなれるよう、その経験を最大限自分の糧としていきたいと思います。

松堂 機関士補
 (海上保安学校船舶運航システム課程機関コース39期)


 私は、この4月に巡視船きい機関士補として着任しました松堂です。
 私は3月に海上保安学校を卒業したばかりであり、初めて勤務する船がこの巡視船きいです。

 私が着任してもう2ヶ月が経ちましたが、この2ヶ月間は全てのことが初めての体験で、学ぶことがたくさんありました。
 エンジンや発電機、ボイラの起動・停止などの機関科としての作業や搭載艇の操船訓練、立入検査なども経験することが出来ました。
 きいは第五管区で唯一の特警船ですので、今後は通常の巡視船で行われている業務はもちろん、特警船でしかできないことも経験して体力や精神力を鍛えていきたいと思います。

 今後の私の目標は、「船内生活に慣れて、機関士補としての仕事ができるようになる。」ということです。
 覚えなければならないことは山のようにたくさんありますが、1つずつ覚えて立派な海上保安官を目指します。
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