


厳しい残暑の中にも秋の風が爽やかに感じられる9月、巡視船きいでは空気が乾燥する秋から冬を見据えて、防火訓練を行いました。
きいは横浜海上保安部所属のひりゆうのような消防船には及びませんが、消防設備を有しており、自船で発生した火災はもちろん、他船で発生した火災にも対応することができます。
今回の訓練では、きい船内で火災が発生したという想定で、ホースを使用しての消火や船内で発生した傷病者を船外まで搬送する訓練を行いました。
まずは消火に使用する器具の点検も兼ねて、器具の使用方法や消火の基本についての確認を行いました。
講師役の乗組員の説明にも熱がこもります。(火だけにね)
ライフゼムの装着訓練とライフゼムを装着しての傷病者搬送訓練です。
ライフゼムというのはボンベに充填された空気をマスクの中に供給する呼吸器のことで、有毒ガスや煙が充満する船内での活動を可能にします。
狭くて急な階段がたくさんある船内から傷病者を船外に安全、効率的に搬出する訓練を実施しました。
激しい運動により、ライフゼムの残り空気量が足りなくなる訓練者も・・・





実際に防火服を着て、ホースを使用した消火訓練です。
ポンプにより海水をくみ上げて、ホースから勢いよく放水します。
ホースの筒先には放水によって強い反動が生じるので、筒先を持っている人はその保持に集中し、後ろの人がホースの移動などのサポートを行います。
状況により、防火服の上に前述したライフゼムを装着して消火に向かうこともあります。