海の安全運動
平成30年度 「海の安全運動」

清水海上保安部では、年間を通じて「海の安全運動」を展開し、特に
平成30年4月19日から平成30年5月6日までの18日間
平成30年7月1日から平成30年10月31日までの4ヶ月間
を重点活動期間として定め、各種行事を通じて管内の海事関係者・
マリンレジャー愛好者とともに海難防止思想の普及と安全意識の高揚を図ります。
また、海の安全運動期間中の7月16日から7月31日までの間、
海上保安庁では「海難ゼロへの挑戦」をスローガンとして「海の事故ゼロキャンペーン」を実施します。
船舶事故・人身事故件数
清水海上保安部管内(御前崎海上保安署含む)海域
船舶事故
平成29年の事故隻数は32隻、船舶事故に伴う死者行方不明者2名
| 25年 | 26年 | 27年 | 28年 | 29年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 事故隻数 | 39(0) | 38(0) | 31(0) | 38(2) | 32(2) |
人身事故
平成29年の事故者数は47人、うち死者・行方不明者22人名
| 25年 | 26年 | 27年 | 28年 | 29年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 事故件数 | 43(16) | 65(28) | 55(18) | 52(26) | 47(22) |
※詳しくは 平成29年清水海上保安部管内における海難の現況 《速報値》を参照願います
平成30年度「海の安全運動」の方針

海難を未然に防止するためには、海事関係者、漁業関係者、マリンレジャー関係者など運航に関る者はもとより、マリンレジャー愛好家、更には広く国民一般に対して海難防止思想の普及と安全意識の高揚を図る必要があります。
このため、あらゆる関係機関・団体等との「連携・協力・合同」により官民一体となって、地域特性に応じた直接指導に重点を置いた実効性と社会的アピール性のある幅広い安全啓発活動を集中的に展開していくことで海の安全運動を積極的に実施します。
運動期間
■ 海の安全運動
年間を通じて展開します。
■ 重点活動期間
(1)平成30年4月19日(木)から平成30年5月6日(日)までの18日間。
(2)平成30年7月1日(日)から平成30年10月31日(水)までの4ヶ月間。
(6月中は周知・広報月間です。)
■ 海の事故ゼロキャンペーン
平成30年7月16日(月)から平成30年7月31日(火)までの16日間。
重点事項
近年の海難・人身事故の分析結果を踏まえて、効果的な海難防止思想の普及や海の安全に関する意識高揚を図るため、次の内容を重点事項と定めて運動を展開します。
 自己救命策3つの基本
  ¤ 「ライフジャケットの常時着用」
  ¤ 「連絡手段(防水パック入りの携帯電話)の確保」
  ¤ 「118番の活用」
 自船の安全確保3か条
  ¤ 「発航前、機関や燃料等の点検の実施」
  ¤ 「航行時、常時見張りの徹底」
  ¤ 「故障時に備え、救助支援者の確保」
(1)「小型船舶の海難防止」
常時適切な見張り実施の徹底等、船舶職員及び小型船舶操縦者法に規定する遵守事項の周知徹底に努め、遵守事項違反を認めた場合は適正に対応するとともに、以下の船種別等の特徴及び関連事項に留意して、海難防止活動を実施します。
¤ モーターボート
燃料切れや漂泊中の電装品使用を原因とするバッテリー過放電による事故が発生していることから、残燃料やバッテリー過放電の確認を適切に行ってください。
¤ 水上オートバイ
転倒後に引き起こしが出来ず、水上オートバイと乗船者が漂流状態となる事故が発生していることから、気象海象を勘案し、技量に見合った操縦を行ってください。。
¤ ミニボート・手漕ぎボート
他船から非常に見えにくく、衝突事故が発生していることから、港口等の通航帯での活動を自粛するとともに、他船に自船の位置を認識させる旗を掲揚してください。
¤ 漁船
事故隻数は減少傾向にあるものの、引き続き衝突事故が多いことから、漁協単位における積極的な簡易AIS装置の普及促進及び、漁協等への定時連絡の徹底に心がけてください。
¤ マリーナの安全意識の向上
管理艇が出港する際に「発航前検査チェックリスト」の提出のルール化、救助艇の配備する等、マリーナにおける救助体制の確保に心がけてください。
¤ 自己責任・自己負担意識の浸透
人命に直接影響のない事故については民間救助組織の活用をしてください。
¤ 海の安全情報の活用
海上保安庁が提供している「海の安全情報」などを活用し、最新の気象情報を入手してください。
(2)「遊泳者及び釣り人の海難防止」
管内のマリンレジャーに伴う海浜事故7人の内、遊泳中とスキューバダイビング中が各2人、釣り中が3人でした。
¤ 遊泳者の海浜事故防止
管内のマリンレジャーに伴う海浜事故(7人)の内、スキューバダイビング中が3人、カイトサーフィン中が2人でした。海水浴場及びマリンレジャー愛好家の方は「自己救命策の確保」「連絡手段の確保」「118番の有効活用」を励行してください。また、飲酒後の入水は控えてください。
¤ 釣り中の事故防止
釣り中の事故は2人で、何れも海中転落によるものです。救命胴衣も未着用であったことから、活動中に移動する際や、夜間は、以下3項目も、必ず励行して下さい。
(3)「台風シーズンの海難防止の徹底」
駿河湾沿岸においては、平成24年に台風避泊のために錨泊中の大型貨物船が強風により走錨し付近の浅瀬に乗揚げる海難が2件発生しました。これら走錨に起因する海難の発生を防止するため走錨防止対策の徹底を図るようにしてください。
¤ 走錨防止対策の徹底
安全に錨泊するために、
良好な錨地の選定
錨泊位置の正確な把握
気象情報の入手
自船、他船の走錨を直ちに把握するための常時適切な守錨当直
走錨防止のための主機関スタンバイ
VHF16チャンネルの常時聴取
AISの作動維持
など、走錨防止対策の遵守徹底を図るようにしてくだい。
¤ 走錨防止リーフレット (PDF:平成25年5月)

