【静岡県沿岸排出油等防除協議会 油・HNS(トルエン)排出事故対策訓練等を実施】

静岡県沿岸排出油等防除協議会(会長・清水海上保安部長)は12月14日、清水港の東燃ゼネラル石油(株)清水油槽所周辺海域において、消防機関と合同で計19機関・団体、船艇14隻・車両8台、約100人による油及び有害危険物質(HNS)の排出及び船舶火災を想定した事故対応訓練を行った。

訓練は、荷役中のタンカー2隻からそれぞれA重油及びトルエンが海上に流出したという想定のもと、巡視船艇や民間防災船が、海上での揮発ガスを想定したガス検知、管理区域の設定、放水拡散等を実施。また、その後船舶火災が発生し、船内及び海域で行方不明者が発生したとの想定のもと、静岡市消防局による消火活動及び船内からの要救助者の救出活動、巡視船おきつ潜水班及び静岡市消防局水難救助隊との連携による行方不明者捜索救助活動等多岐に渡る訓練を実施、官民各機関相互の連携や技能向上を図った。

訓練は1時間半にも及び、訓練後、佐々木清水海上保安部長は「訓練参加者の活動は非常に迅速かつ的確であった。引き続き合同訓練の実施及び技能向上が必要である。」と、また、静岡市消防局平野湾岸消防署長は「海保・消防・民間の合同訓練を通じて、連携、協力体制の確認がとれ大変有意義な訓練であった。」と講評した。

 また、訓練には静岡市消防局水難救助隊所属の県内初の女性水難救助隊員も参加し、見学者は興味深く訓練に見入っていた。

巡視船おきつ潜水士と静岡市消防局水難救助隊員との合同潜水捜索

巡視船おきつと油処理剤(模擬)散布中の民間防災船