静岡市清水区三保にあって、通称「三保灯台」として親しまれている「清水灯台」は、明治45年3月の初点灯以来100年を過ぎた今も、毎夜、美しい光を灯し航行する船舶の安全を見守ってきましたが、平成25年5月28日に静岡市長から地域景観資源として指定されました。
地域景観資源とは、静岡市に存在する地域の風土や歴史、文化を感じさせる建築物などを「景観資源」として位置付け、地域の個性ある景観づくりの「核」として活用していく静岡市独自の制度で、今般、清水海上保安部が管理する「清水灯台」が、市内で10番目としてこれに指定されたものです。
通称、三保灯台として市民に親しまれている清水灯台は、景勝地三保の松原にあって、世界文化遺産への登録が見込まれる富士山の眺望とともに地域の景観形成に大きく貢献していることが高く評価されたもので、平成25年5月28日、清水海上保安部長が、田辺静岡市長から指定証書を受領いたしました。
清水灯台は、わが国で初めての鉄筋コンクリート造りの灯台として、旧清水町長及び地元有志の長年の要望により設置され、明治45年(1912年)3月1日に点灯し、100年を過ぎた現在も建設当時の姿をそのまま残し、毎夜、航行船舶の安全のため暗夜の海を照らし続けています。
景勝三保の松原の中に建ち、秀麗な富士山によく似合う瀟洒な灯台で、歴史的文化財的な価値も高く、平成21年(2009年)2月近代化産業遺産に、同22年(2010年)11月土木学会推奨遺産に認定されました。
さらに、平成25年5月28日には、地域の良好な景観の形成に重要な工作物として、静岡市長から地域景観資源の指定を受けました。
頂部の風見鶏は、三保の松原羽衣伝説にちなんで羽衣の天女のデザインとなっています。
清水灯台を管理する清水海上保安部では、この栄えある地域景観資源指定を記念するとともに、航路標識業務について広く周知を図ることを目的として、平成25年7月15日(月・祝)に、通常は閉鎖している灯台敷地を開放し、灯台と管制器室を特別に公開いたします。(※ ただし、灯台上部へ昇ることはできません。)
皆様のご来場をお待ちしております。( ※ 入場無料です。 )
平成25年7月15日「海の日」の特別公開は終了いたしました。
暑いなか、多くの方にご来場いただきありがとうございました。
(平成25年7月16日)
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