赤潮青潮はなぜ起きる?

 

       

赤   潮                         青    潮  

 

 赤  潮

 みなさんは、海が赤やピンク色に染まるのを見たことがありますか?外海との海水の交換が悪い海域に、家庭や工場、下水処理場からの排水が流れ込んで海水中の窒素やリンなどが増えると、海水中の植物プランクトンが急速に増殖することがあります。この増殖したプランクトンによって海の色が赤やピンク色に見える現象を赤潮といいます。

 青  潮

 それでは、海が青色や緑白色に染まるのを見たことはありますか?赤潮の発生で異常に増殖した植物性プランクトンは、ほとんどの場合底層に沈んで堆積し、バクテリアによって分解されます。この時に周りの酸素が消費され、底層の海水中の酸素が減少します。この酸素の少ない底層の海水が湧き上がって海の色が青色や緑白色に見える現象を青潮といいます。青潮の中では、魚や貝は酸素が足りないため生きることができません。

 赤潮も青潮もきれいな海域ではほとんど発生することはありません。東京湾のように頻繁に赤潮・青潮が発生する海域はそれだけ海水の富栄養化が進んでいるということです。また、その原因としては、我々の生活排水の影響が非常に大きいと言われています。