>> HOME
現役研修生の声
 試験に合格し「海上保安官になれた」という思いで1月8日に門司分校の門をくぐりましたが、1時間も経たないうちに、自分の考えが甘かったことを思い知らされました。それから1週間は息つく間もないほどの厳しい生活が待っていました。大声、全力、海上保安官という職を選び、続けていく覚悟が自分にどれだけあるのかを試された1週間でした。厳しい研修生活は覚悟していたつもりでしたが、想像を上回る厳しさで、1週間経ったことには研修生全員声が枯れ、まともに出せなかったことを覚えています。
 入校前の方を脅かすような内容かもしれませんが、それらの全てが海上保安官として必要なのです。だからこそ教官方は全力で指導されます。ですから入校される皆さん、自分の気合と覚悟を見せつけてやるというつもりで全力を出して下さい。教官方はあなたのその姿を必ず見ています。
 そして何より、その厳しい研修生活を共に乗り越えて行く同期の仲間がいます。1つの集団として団結と融和を持って職務を遂行することも、この集団生活で学ぶべき重要な事です。
 私はまもなく研修終了を迎えますが、厳しかった研修生活も今では仲間と共に思い出しながら笑い合えます。皆さんにも必ずそんな日がやってきます。できるかできないかではなく、やるかやらないか。それが教官方の期待に応えるために我々研修生ができることです。皆さんの全力に期待しています。(74期 K.M 2016.6)

 門司分校での研修生活もあと残り数日となりました。それぞれ皆、配属先が決まり期待や不安を胸に秘め、残りの日数をすごしています。一月八日に門司分校に着校し、約半年間様々な事があり、今まで生きてきた人生の中で一番濃厚な半年間でした。
 オリエンテーションから始まり、様々な事をこの半年学びました。初日から教官方の怒声が響き渡り、私達研修生も必死で堪え、教官方の言葉は一言一句正当であるという事を頭だけじゃなく、体で覚えたこと(マッスルメモリー)もありました。また、起床整列時の吹雪の中での腕立て(上半身裸で)もありました。そして、教官方がいつも言っていた言葉は「全力」で、その教えの基に様々な事を全力でやってきました。挨拶する時、勉学に体力練成、教務室への出入りと何事においても全力を尽くす事をこの半年間で一番学んだと思います。ここ門司分校での生活は何一つ無駄な事はなかったと思います。
 私達はこれから現場に着任し、海上保安官としての初めの一歩を踏み出して行きます。門司分校で築き上げた土台にしっかり立ち、六月二十四日修了式、気持ちを引き締め、初心を忘れず、正義仁愛の旗印の下に海上保安官としてのスタートラインを切りたいと思います。(74期 T.Y 2016.6)


 10年越しの夢を叶えることができました。初めて海上保安官になりたいと思ったのは今から約10年前高校生の時でした。当時、呉の海上保安大学校、舞鶴の海上保安学校を受験しましたが、実力が及ばず夢を叶えることができませんでした。その後、民間の会社に就職し、社会経験を積み再度、海上保安官になることを志し、ここ海上保安学校門司分校への入校を決意しました。
 入校してからするに始まるオリエンテーションでは、教官から「この学校内での基本動作は一挙手一動、間違えるな!」「教官への敬礼は至誠の念を持って全力でおこなえ!」と指導され、正直私は「何て所に来てしまったんだ・・・」と思いました。
 生活面、学業面ではとても厳しい教官方ですが、私たち研修生が本当に困り行き詰ってしまった時には必ず救いの手を差し伸ばしてくれます。また、そんな厳しい学校生活ですが、海上保安官になることを共に志した年齢も職歴も異なる同期の仲間たちで支えあい、励まし合うことで今日まで乗り越えることができました。
学業の内容もこれまでの人生ではほとんど習ったことのない刑法や犯罪捜査、鑑識やけん銃の取扱いを学びました。学ぶこと全てが始めてのことだったので新鮮な気持ちで勉学に励むことができました。そんな門司分校での生活も残り数える程の日数となりました。
 この6ヵ月間、門司分校で学んだ知識や規律、何より不屈の精神を活かし、第一線で活躍できる海上保安官になることを強く願います。(74期 M.O 2016.6)

門司分校の門をくぐり、荷物を置いた一分後には校内に教官の檄が響き渡っていました。「大きな声を出す」ということは、海上保安官として基本であるとのことですが、私自身にとっては当初は120%以上の声を出すことの難しさにとても苦労しました。研修生活は想像をはるかに上回る厳しさで生半可な気持ちでは勤まりませんが、集団生活を通じ日々、学業と体力の練成に励み、海上保安官としての素養と協調性を身につけているところです。残り3ヶ月、修了後には現場で活躍することができるよう同期と励まし合いながら貪欲に学び、胸を張って修了式を迎えられるよう頑張っています。(70期 R.S 2014.4)


 着校日に感じたその厳しさは今でも強く印象に残っています。
 日の出前から放送とともに飛び起きると、すぐさま身辺を整え急いでグラウンドに向かう。冷たい北風が吹きすさび、投光器の明かりで乱反射した霜や降りしきる雪が美しく輝くなか、上半身裸で力一杯の声を張り上げて行った海上保安体操や何を歌っているのか分からないくらい大声で歌った校歌、そして数え切れないほど行った腕立て伏せ。それは入校当初に想像していた生活とはかけ離れたものでした。もう辞めよう、こんなに苦しく辛い思いをしてまで海上保安官になる意味はあるのだろうかと思い何度も自問自答した日々もありました。しかし、今こうして私が研修を続けていられるのは同期という仲間が私の心の支えとなっているからであり、だからこそ、この厳しい門司分校の生活を耐えることができるのだと知ることができました。
 気がつけば3ヶ月が過ぎ、門司分校での生活にも多少慣れてきましたが、修了後には現場という更に厳しい環境が待っています。
 現場に出て即戦力となれるよう、より気を引き締め、最後の修了式では皆で涙を流せるくらい一日一日を大切に打ち込んでいく所存です。門司分校最高!(70期 Y.T 2014.4)


 一念発起、43歳での入庁です。
 門司分校に入校してから早や3ヶ月が経ち、配属後の進路を考える時期を迎えています。分校での生活は、現場での船内生活を想定しており、厳しいところもありますが、全てが規則で縛られているわけではなく、各人の主体性が尊重されています。そのため、責任ある行動が求められます。
 失敗することもあり、反省の日々でもありますが、失敗から学ぶことも沢山あるため、まずは行動するという姿勢が大切であると考えています。
 当初は、このような慣れない環境に不安を感じていたことも事実ですが、同期と共感し、励まし合いながら今日に至っています。
 海上保安官として、正義仁愛の下、日本の海を守るという強い使命感を胸に、残りの研修期間、少しでも多くの事を身につけ、現場で生かせるよう努力を惜しまず頑張っています。
(70期 M.H 2014.4)


 巡視艇乗組員の方々は勿論のこと、保安部の上司、先輩方にも様々な業務を教えて頂きながら、約3ヶ月が過ぎましたが、徐々に教官方が話して下さった体験談が理解できるようになってきたと同時に、なぜ門司分校の教官が熱心だったのかも理解できるようになりました。
 教官方は、現場の厳しさを体験されている方々ばかりで、その言葉は本物です。
 見習うべき海上保安官の先輩が、教官としてすぐ身近に居るという恵まれた環境下にありながら、なぜもっと教官方に頼って、もっと貪欲に勉強しておかなかったのだろうかと、今更ながら反省しています。
 海という自然環境が職場なので、チャンスは1度で失敗はゆるされないという状況下での業務が、昼夜を問わずまた、前触れも無く起こります。
 門司分校では試験漬けの毎日でしたが、海上保安庁の業務は、現場で覚えることの方がはるかに多く、門司分校で教わる事は門司分校に居る内に理解して体に叩き込んでおくことがとても大事だと感じました。 海上保安庁は、自分のやる気を全て受け止めてくれる、懐の深いやりがいのある職場です。
 門司分校入校を目指している方、研修生のみなさん、まだ、未熟な小生ですが、自分が海上保安庁に対してどう貢献できるのか考えれば、自分の本分が見えて来ると思いますので、正義・仁愛の理念の下、頑張って下さい。(69期 K.E 2014.3)


 平成251220日に門司分校を修了し現場で働き始め、まもなく3ヶ月が過ぎようとしています。
 私は地元管区(十一管区)採用ということもあり、他の同期より不安は少なかったと思いますが、やはり着任当日から1ヶ月ぐらいは緊張や不安、また何をやればいいのか分からない日々が続きとてもつらかったです。 しかし1ヶ月過ぎたあたりから徐々に課の雰囲気にも慣れ始め、先輩からも業務に対するアドバイスをたくさん頂けるようになりました。
 現場に出て私が今感じることは、門司分校にいた時は毎日が時間に縛られ、試験に追われ、鬼のような教官に厳しい指導を受け、大変でしたが、今思えばそれは幸せな環境だったと思います。
 授業があり、試験という課題を与えられ、分からないことを分かりやすく教えてくれる教官方がいました。
 そして何より業務への責任がありませんでした。
 しかし今では少しですが私にも任せてもらえる仕事があります。
 現場では一人一人自分の仕事があるのでいつでもどこでも質問して教えてもらえる状況ではありません。いかに早く仕事を理解して、自分に求められている事は何なのか自分自身で考えていかなければ向上していかないというのを実感しました。
 まだ3ヶ月でこれからも毎日が勉強の日々ですが、与えられた仕事を責任もって確実にこなせる立派な海上保安官になれるように一生懸命頑張っていきたいと思います。
 ちなみに今心がけていることは、とても小さい事ですが「誰よりも先に電話をとる」事です。
 現時点で先輩海上保安官に勝てることは「やる気」=先に電話をとる!!?だけなので負けないように頑張ります。(69期 S.O 2014.3)


 平成25年12月24日、世間ではクリスマスムード漂う中、地元を離れて現場に着任しました。
 慣れない土地、初めての職場に戸惑うこともありましたが、今自分に出来ることを探し、一つずつこなしているうちに3ヶ月という時が瞬く間に過ぎていきました。
 門司分校出身ということは経験があるはずだと思われるものということで、最初はプレッシャーもありましたが、船の方々も親切に何でも教えて下さるので、ここまで何とかやってこれました。
 海上保安庁の仕事は、犯罪捜査だけでなく領海警備や救難など多岐に渡り、細かく分ければ更に多くの仕事があるため、残念ながら門司分校で全てを学ぶことは出来ません。
 現場に来ないと分からないこともたくさんあります。
 しかし、逆に言えば門司分校で学ぶことは全て活かすことが出来ると考られます。
 同期達とのコミュニケーション然り、法律や海上保安学の勉強然り、鑑識や捜査の実習然り、現場で不必要なことは何一つありません。
 このような海上保安官としての基礎を、門司分校では時に厳しく、時にもっと厳しく指導していただけます。 これから海上保安官を目指す皆さん、恐れずに門司分校の門を叩いて下さい。
 教官の方々の厳しくも愛のある指導により、海上保安官としての一歩を踏み出すことが出来ます。
 それでは全国各地の海で待っています。(69期 H.O 2014.3)


 航空基地に配属になり早3ヶ月が過ぎようとしています。門司分校を修了したのがつい先日のように感じます。
 門司分校入庁の頃は、6ヵ月後のスタートラインを目指していた為、毎日が厳しく長い道のりだと感じていました。この門司分校では各教官方が研修生を6ヶ月と言う短期間で海上保安官に育て上げる為とても多くの事を指導して頂けます。
 その為、教官方の指導は時には厳しくなる事がありますが、それには理由があります。
 海保の現場では自分の判断ミスが仲間や要救助者の命を奪う事に繋がるからです。
 先日、航空員研修でヘリコプターから救難士をホイストで吊り下げる訓練に参加しました。よくTV等で見かける光景です。
 救難士とヘリコプターはロープ1本で繋がっています。
 このロープが切れれば救難士の命はありません。
 そのような緊迫した状況で救難士を定められた場所に安全確実に降下させる為、機乗整備士は冷静に機体を誘導し救難士に「降下よし」の合図を出さなければなりません。
 実動なら難易度はさらに上がります。
 そのような時に、小さな声や消極的な行動では仲間の命を危険にさらすどころか要救助者を助ける事が出来ません。
 現場ではいつでも真剣勝負なのです。
 今では、分校で培ったチームワークの大切さを基に「正義と仁愛」の精神を持って高い使命感と倫理観を持ち日々の任務に就いています。
 そして、航空機の仕事を通じて海の安全を守り強いては国民の生命を守るという非常にやりがいのある仕事に就けたことに毎日喜びを感じています。
 海上保安官を目指している方々に一言。
 最後まで諦めないで下さい。そして、何を得るかという「心構え」を持って門司分校に入校して下さい。
 この「心構え」が有ると無いとでは大きな違いがあります。
 そして、教官方の教えを真剣に確実に遂行して下さい。
 そうすれば、おのずと結果がついて来ます。
 ある教官の教えを引用すると「帳尻は必ず合う」つまり、努力すれば必ず報われ、努力が足りなければ自分が苦労する。
 実に理に適う言葉だと私の心に刺さっています。
 だから自分の為にもしっかり努力する事を惜しまないで下さい。
 現場でお逢いしましょう。(69期 T.D 2014.3)


 2児の父親であり社会人としても一人前である筈の年齢である私が、この門司分校で一番最初に教官から指導頂いた事項が返事の時の声の大きさでした。この門司分校での生活では、挨拶、返事、食事の仕方、掃除、責任感など、ごく当たり前の事を教官から指導されますが、それは自分達が当たり前の事ができていないからなのです。海上保安庁に対する憧れで入校し、右も左も分からず、集団生活を経験した事が無い人達が多数居る私達の事を熱心に指導して下さる教官方のお陰で自分は今までこんな恥ずかしい状態で父親として生活し、社会人として自分勝手に生活していたのかと入校して二ヶ月経った今、思っています。自分自身を見つめ直し、自分自身を正す人生の転機だと感じています。この学校は、特にチームワークと協調性が必要とされ、自分さえ良ければそれで良いと思う人が居たら何をするにも達成できません。先週のカッターの操艇訓練も、皆で力を合わせ無事に終える事ができました。私達69期は、最年少の19歳から最年長の54歳までの幅広い年齢の同期が居ます。初めは、挨拶もろくにできなかったのに、今では真剣な意見を交わすミーティングや悩みを打ち明けたり、冗談を言い合い、時には涙を流したりと、昔からの仲間のような雰囲気が生まれ、最近では年下から教わる事も多くあります。このような、どこにも類を見ない門司分校で学び、生活ができて今は幸せです。ここでの生活で教官方が我々に与えてくださる指示には意味の有る事ばかりです。残された門司分校での生活を大切にしたいです。(69期 K.E 2013.9)


40代半ばで入庁した事もあり、覚悟はしていましたが、慣れない環境、厳しい訓練に戸惑い、不安な日々が続いていました。しかし、2ヵ月が過ぎ、切磋琢磨する同期との間に連帯感が生まれ、「和」が広がり、いつしか、当初の不安が和らいでいました。また、門司分校での生活は、新しい発見の毎日であり、驚きの連続です。例えば、門司分校で学ぶ事は海上保安官として最低限必要なものとの事ですが、私がイメージしていた海上保安官の職務は、ほんの一部分に過ぎなかったという事を痛切に感じています。さらに付け加えると、その知らなかった職務を知る事により、海上保安官の魅力がさらに大きくなりました。何故ならば海上保安官の職務は社会に貢献していることを強く感じられると確信が持てたからです。私が入庁した動機は、社会全体に寄与できる職務に就きたいと考えたからですが、今、それに向かい邁進しているかと自問自答すると、まだまだ自信のない私ではあります。しかしながら、娘に胸を張って、「お父さんは海上保安官だぞ」と言える父親になろうと決意を新たにしているところです。(69期 T.H 2013.9)


入校して2ヵ月が経ちました。未だ、日々、学ぶ事がたくさんあり、大変ではありますが、充足感は十二分に得られています。この2ヵ月を振り返りますと、特に自分の糧となっていたと思えるのは、同期との「団結」「和」です。年齢も幅広く、経歴も様々ですが、何をするにしても、全員で一致団結して、目標に向かっていかねばなりません。自分自身が如何にして皆のために動けるか、また、動かなければならないかという事を、常に考え続けておりました。そして、まだ2カ月ではありますが、その中で、「同期の絆」は着実に増していると感じられます。共に笑い、共に泣く中で、以前から友人であったかのような感覚にすらなっています。残り4カ月、筆記試験、実習等々、乗り越えるべき課題はたくさんありますが、同期と励まし合い、協力して、一歩ずつ前進し、海上保安官としての「礎」を築いていく所存です。(69期 H.O 2013.9)

着校初日から声が小さいと何度もやり直しをし、これからどうなるのだろうかと不安に駆られ、同期達と最後の晩餐のような無言の食事をしていた毎日から、二ヶ月が経ちました。入校式では、これ以上声が出せないくらいの大きな声で校歌を歌ったり、到る所で教官方の大きな指導の声が聞こえてきたりと大変な毎日でした。最初の一週間は心と体を休められるのは同期生と入る風呂と寝ている時だけでした。その後も毎週のように試験があったり、体力練成を行ったりと厳しい生活ですが、全ては海上保安官になるためもので、無駄なことは一つもありません。どうして厳しい指導をするのか、教官方が、その理由を細かに教えて下さるため、自分達の将来のためであると自覚し、研修生一同、努力しています。また、この2カ月を通じて、協調性や団結心の重要性を痛感しています。なぜなら、仲間の助けがなければ、ここでの生活を乗り越えるのが厳しいからです。私自身も同期の力になれるよう努力し、69期全員で修了の日を迎えられるよう一致団結して、最後まで切磋琢磨していきたいと思います。(69期 Y.W 2013.9)


 入校して2ヵ月が経ちました。門司分校での生活は、巡視船での生活を想定して、寮での共同生活となっています。つまり、朝起きてから、夜寝るまで全てが研修となっています。船上では騒音にかき消されるため、大声を出すよう指導されます。また、海上保安官の仕事は一人では出来ません。何よりもチームワーク、「 」が大切です。一人だけが上手く出来ても現場では通用しないのです。出来ない者を教え、指導する、そして全員で問題を乗り越えていく、この様に協調性を養う事が一番大切であると本研修を通じて感じています。また、教官からも、この6ヵ月という短期間で、現場に出る私達を熱心に指導頂いており、少しずつではありますが、本69期全員が一つの目標に向かって、小さな和が育ってきています。この小さな和を69期全員で大きくしていき、残りの研修に励んでいこうと考えています。(69期 T.D 2013.9)


 海上保安学校門司分校に着校してから5ヶ月が経ち、初任者課程68期生としての研修も残り数十日となりました。1月に着校した頃は、慣れない革靴で何度もダッシュして足を痛めたり、毎朝寒風吹きすさぶ中、上半身裸で海上保安体操をしていたのを思い出します。68期生23名は20歳から47歳までと幅広く、その中で私は最年少の研修生という事もあり、色々な経験を積んで来られた同期の皆さんから経験談を聞かせていただいたり、技術的な事を学ぶことのできる機会が多く、大変ありがたく感じています。門司分校の課業は、刑法や刑事訴訟法、海事法規、環境法規などの座学と共に、制圧術や武器、水泳訓練といった実習訓練等今までに勉強した事の無い科目ばかりでした。特に武器の授業でけん銃を実際に始めて取り扱い海上保安官の職務の重さを痛感しました。刑法や刑訴法などの法学関係の授業では、難解な法律用語に大変苦労しました。また毎週試験もあり大変でしたが、そんな中でも試験前に試験範囲と対策についてミーティングを開いたり研修生同士で教えあったりして一つ一つ課題をクリアしてきました。最後に、もうすぐ門司分校での研修を修了して現場に配属されることになりますが、分校の研修で学んだ事を活かして、現場でも勉強を続け更なるスキルアップを目指して知識や技術の習得に努めていきたいと思っています。(68期 Y.M 2013.6)


私が、海上保安学校に入校してもうすぐ6カ月が経ちます。今思い返してみると長い様で短かかったです。最初、入校した時の感想は、正直すごい所に来てしまったと思いました。私は、今までこんなに大きい声を出さなければならない環境に身を置いた事が無かったので慣れるのに苦労しましたが、68期の仲間がいたから乗り越えることが出来ました。他にも1月に雪の中で海上保安体操を行った事やみうらの乗船実習、プールでの遠泳等色々私の中でハードルが有りましたが、仲間と励まし合う事で乗り越える事が出来ました。辛い事だけでは無く、良い事も沢山有りました。体力測定では、行うごとに記録が伸びましたし、仲間と協力する事の大切さを学ぶ事が出来ました。他にも授業で法律や拳銃、制圧等海上保安官として必要な知識や技術を学ぶ事ができました。教官方にも時にやさしく、時に厳しく指導していただきとても有り難く思っています。後、残り少しですが少しでも多くの知識と技術を身に付ける事が出来る様頑張りたいと思います。(68期 M.T 2013.6)


研修生活も残り一ヶ月を切り、残りの研修生活もわずかとなってきました。入校当初は右も左も分からず毎日厳しい言葉を浴びせられながらも毎日の生活を何とかしのいでいるといった感じで余裕が全く無く本当に半年間もこの様な生活を続ける事ができるのか不安でした。同期の雰囲気も仲はいいものの生まれも歳も職種も異なる人間がいきなり同じ寮で生活するという事もありまとまりはあまりありませんでした。しかし厳しい訓練や生活を共にする中で少しずつ団結が生まれ同期でまとまり、本音も言い合えるようになりました。また個人的のも日々の生活の中で自分に足りない部分や未熟な部分がわかるようになりこのままでは海上保安官として現場で通用しないと思い自分自身を改めるよう努力しました。門司分校に入校できた事は自分を改める良いきっかけになったと思います。まだまだ自分を完全に改めることができたとは思いませんが少しは成長できたように思います。残り少ない研修生活の中でさらに少しでも成長し、自分を改めることができるよう努力していきたいと思います。(68期 Y.N 2013.6)


 驚くほどの早さで月日は過ぎ、門司分校での研修生活も残すところあと数日となってしまいました。着校当時は全ての面において慣れないことの連続で、自分はここで本当にやっていけるのだろうかと不安な気持ちで過ごす日々でした。ベッドメイク、教官室での発声、基本動作など今まで自分がしてきた行動とはまったく違っていて、身に付くのには長い時間がかかりました。しかし、半年が過ぎた今、それらの事を当たり前にやっている自分がいます。継続は力なり、自分がこの研修生活で得ることができた大きなものの一つは「自信」です。現場では分校での生活の苦労など泡沫に思えるような困難が待っていると思います。それでもこの研修生活で得た自分にもできるという自信が、これからの自分の海上保安官としての生活を支えてくれるでしょう。また、6823名という心強い同期ができたことも自分にとっての非常に大きな財産です。半年間同じ屋根の下で同じ釜の飯を食い苦しい時期をともに励ましあって乗り越え、強い絆を作り上げることができました。門司分校で培った自信と同期との絆を胸に海上保安官としての道を歩み始めたいと思います。(68期 K. S 2013.6)


 着校初日から大きな声で指導され、声が小さいと何度もやり直しをし、これからどうなるのだろうと 不安に駆られていた毎日からもう3ヶ月が経ち、残り半分のところに来ました。最初の一週間は食事と 就寝のときだけが心休める時間というくらいハードでした。毎週のように試験があったり、体力錬成に 励んだりと大変な毎日ですが、ここでの生活で無駄なことはひとつもありません。同期も20歳から4 6歳までと年齢の幅が広いので学べることがたくさんあります。辛いことも楽しいことも同期14人で 分かち合い、助け合い、そして励ましあう。そこから生まれるチームワークがここでも現場でもとても 大切になんだと思います。研修生活残り3ヶ月と思うと、とても寂しいです。私はこの門司分校も同期 も大好きです。残りの訓練もみんなで力を合わせて乗り越え、最後には『65期最高―!』とそれぞれ が思って修了できるよう頑張っていきたいと思います。 (65期 M . S 2011.10)
 門司分校に入校してから3ヶ月が経ちました。7月に着校した頃は、入校式でこれ以上声が出せない くらいの大きな声で校歌を歌ったり、真夏の炎天下の中、整列時に何度もダッシュして汗だくになっ たりと、大変な毎日でした。厳しい規律や基本動作、分刻みでの行動など、慣れない規則正しい生活 に、最初は戸惑うことが多かったのですが、不思議なもので今ではここでの研修生活に適応すること ができてきたように感じています。 65期は総員14名おり、年齢は20歳から46歳までと幅広く、人生経験の長い同期から多くの知 恵を学べるのも門司分校の特徴です。また女子研修生が4名もいて、とても賑やかです。入校してか らは毎週のように筆記試験があり、同期みんなで集まって勉強会を開いて、情報共有をしたり、教え あったりして、お互いに助け合ってここまで乗り越えてきました。 10月からの残り3ヶ月は、制圧訓練、水泳訓練、射撃訓練、体力検定、実習訓練など、頭だけでな く体力面でも負荷をかけていくカリキュラムが組まれていますが、総員14名で無事に修了できるよ うに、これまで以上に助け合い、励まし合って、残り3ヶ月の研修生活を乗り越えていきたいと思い ます。 (65期 K.I  2011.10)
 入校してから3ヶ月が過ぎ、同期と一緒に過ごせるのが3ヶ月もないのかと思うと、寂し い限りです。雪が降るなか男性は上半身裸で体操したり、整列時に何度もダッシュさせら れ全身筋肉痛になったり、「笑えー!」と言われ、笑いながら極限まで筋トレしたり、今で は楽しい思い出ですが、当時は本当につらかったです。辞める人が出るだろうと思ってい ました。海上保安官が危険な現場に向かっていけるのは、信頼できる仲間がいるからと聞 き及びます。ここでの授業は海上保安官になる為の最低限の知識や実技を身につけること すが、仲間を思いやり、信じることの大切さも研修生活を通じて学んでいます。残り3か 月、乗船実習もあり、辛いことがいっぱいあると思いますが、この同期とならば乗り越え られると思います。そして64期総員17名で修了式を迎えたいです。 (64期 女性 2011.4)
門司分校での研修も3か月が経ちました。思い起こすと1月入校の私たちの生活は、寒 風吹きすさぶ中での朝の体操から始まりました。風師おろしの風は上半身裸の身に突き 刺ささり、さらに教官の指導もかなり厳しく最初の一週間は生きた心地がしませんでし た。その後、無事全員で入校式を迎えることができましたが、休むまもなく課業、テス トの連続。その中での楽しみは朝昼晩の食事とお風呂でした。これらの経験を通じ、研 修生同士の絆も深まり、時には校外で一献交えながら研修を無事修了できることを想像 しつつ、研修生同士励ましあってきました。これからは、救難実習、制圧など体力が試 される実習が行われます。これは現場で必要な技術であり、海上保安官として体得しな ければならない技術です。研修生生活も後半を迎え、研修修了の暁には、ひるがえる庁 旗の下で活躍できるよう、これらの技術、知識を習得していくよう頑張りたいと思いま す。 (64期 男性 2011.4)
 門司分校での研修も4ヶ月が経ちました。初めは教官方から基本的な動作や規律、寝具 の使い方等厳しい指導を受け、正直大変なところに来てしまったと思うときもありました。 朝6時半起床、すぐにグランドでの体操・補強運動、17:00まで続く刑法や鑑識、海上取 締等の座学、夕方のランニング。これが門司分校の1日の流れです。時間などあっという 間に過ぎてしまい、気づけば研修の半分以上が終了していました。キツイと思ったことも 何度もありますが、32名1人も欠けることなく、お互いを支えあい、切磋琢磨してこれま で生活してきた中で、かけがえのない、何か大切なものを得られた気がします。今の自分 が現場に出てもすぐに役に立てるか不安ですが、今まで応援してくれた方々の期待に応え るためにも少しでも多くの知識を得て、現場の前線で活躍できるよう、残りの研修を頑張 ります。(63期 T.T 2010.10)
 私が海上保安官になろうと思ったのは、テレビのニュースや新聞等で海上保安庁の巡視 船や特殊救難隊の活動を見て興味を持ったことがきっかけでした。水産高校で船舶機関 について学んでいたこともあり、「自分の学んだ技術をここで生かしてみたい」と思い、 受験を始めました。私はあまり成績がいいとは言えず、ここ門司分校に合格するまでに6 年もかかってしまいましたが、何とか入校することができました。 ここ門司分校は有資格者のための学校ですが、さまざまな法律や機器操作など学ぶこと、 覚えることは多く、4ヶ月たった今でも解らないことや、いまさら聞くのは恥ずかしいと 思うこともあります。ですが、「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」ともいいます。疑 問に思ったらまず質問し、迷ったときもまた聞きましょう。教官方なら必ず教えてくれ ます。同期の仲間なら共に考えてくれます。そしてそれが必要なものであることを自覚 し、自分の知識が増えることを楽しみましょう。のこりの研修期間もあとわずかですが、 私はこの考え方を忘れずに、出来る限り多くの知識と経験を身に付けていきたいと思っ ています。 (63期 H.I 2010,11)
 本研修もあっと言う間に4ヶ月が過ぎてしまいました。これまで日々の日課をこなして行くことで 精一杯で、気が付いたら残り2ヶ月しかありません。いまは、本当に海上保安官としての基礎を十 分に身につけているか自問自答しています。ただ、ここまでやってこれたのだからという思いはい つか自分自身の自信につながって行くであろうと頑張っています。  入校したばかりの7月、8月は猛暑の中で必死に暑さに耐えながら課業をこなし、ほぼ毎週行わ れる試験をなんとかこなしてきました。ここまでこれたのも、同じ思いの同期の仲間がいたからこ そ、また厳しくも熱い情熱で我々研修生を指導して下さった教官方の支えがあったからこそ、と感 謝しています。まだ研修修了まで時間があります。残された時間で少しでも多くのものを身につけ、 現場へ赴任した時の自信に繋げたいと思っております。(63期 K.I 2010.10)
研修期間も残すところあと一ヶ月あまり。 今日まで諸法令や巡視船艇運用などの座学や登山訓練、マラソンなどの体力練成、巡視船乗船訓練等これまでの社会経験には無かった多くの内容があり、振返って「盛りだくさんの研修内容を何とかこなしていくことができたなぁ」という感慨があります。  それとともに、ここでの規律正しい生活は「正義・仁愛」の理念に基づく教育綱領のもと、様々な課題をとおして自己研鑽に励むと共に、研修生相互が「為に生きる」実践を通してチームワークを学ぶところでもあるのだというということがわかりました。  入校したばかりの1月は雪舞う中での整列行進や敬礼などの基本動作訓練が厳しく思え、無事修了できるかと不安になることもありましたが、海上保安官として誇りをもって社会に貢献したいという思いを支えに同期の仲間と共にがんばってきました。  今は色々と教えをいただき、支えてくださった教官方に感謝の思いでいっぱいです。 海上保安業務の前線で活躍できるよう研修修了まで多くのものを身につけていきたいと思います。 (62期 T.Y 2010.5)
門司分校は、経験も年代も違う人達と一緒に6ヶ月間の研修を行う場であり、入校当初は女性であることもあって、うまくやっていけるか心配でした。しかし、授業や寮生活を共に過ごしていくうちに、同期の皆と仲良くなり、いまでは楽しく毎日を過ごしています。6ヶ月があっという間で、もっと過ごしていてもいいなという気分になっています。  授業としては、毎週テストがあり勉強の毎日がしばらく続き、その後は体力勝負の毎日になります。つらいときもありますが、同期もいて一人じゃないので心強いです。  もうすぐ門司分校を修了して、現場にいきますがここで過ごした期間は忘れられないものになると思います。                     (62期 E.W 2010.5)
門司分校に入校して5ヶ月が経ち研修も半分以上過ぎました。  毎日が充実しているので、5ヶ月は早く残すは1ヶ月となりました。  全国からいろんな方が集まり20歳から45歳という幅広い年齢層の中で私は一番若く、最初はやりづらい事もありましたが今は、同期と仲良く毎日を乗り越えています。 あと1ヶ月ではありますが、若さと勢いで頑張っていきます。                                    (62期 T.N 2010.5) 
 平成20年度第2回目の有資格者採用試験で採用された私たち61期生は、年齢、出身地、前歴等いずれも多種多様な仲間の集まりです。しかしその心中はひとつ、海上保安官として日本の海を守るという尊い使命感を持って集まった仲間でもあります。
 そういう意気込みでこの門司分校に入校したものの、直後には事前に見聞きし想像していた研修生活とは程遠い、非常に厳しい研修が始まるのを知り乗り切れるだろうかと不安に陥ったのは、私だけではなかったのではないかと考えています。
 そういう環境の中で、班単位での基本生活や気心の知れあう者同士での共助、そして適度な現実逃避?で、もう入校後3カ月を過ぎ研修も折り返しとなりました。これまでは坐学中心でしたが、それを基にこれからは実習中心の研修になってきます。それに加え配属希望調書を書く時期を迎え、果たして自分がどれくらい海上保安官になるための素養を身につけられたのかと思う一方、現場に出てからはこんな仕事をしてみたいという悩みの時期でもあります。
 これから更なるスキルアップを重ね、国家公務員たる海上保安官としての任務ができるよう、さらに知識の習得に努めていきたいと思っています。
 (61期 S.K. 2009.10.8)
 私は環境業務に興味があり、綺麗な海を未来に残す仕事に就きたいと思い門司分校の門をくぐりました。
 研修生活は想像以上に厳しいときもありますが、自分で選んだ道であり、夢でもあるので頑張っています。ときには壁にぶつかり、道に迷うこともありますが、61期の仲間と励まし合い、時には泣き、時には笑い、支えあって「苦しいときには笑え」を合言葉に進んでいます。
 修了式は全員笑顔で迎えられるように、全員で頑張っていきます。
 (61期 T.T. 2009.10)
修了生の声
 門司分校を修了し、三ヶ月になります。
 私はPM型巡視船に配属となり、年齢的なこともあることから出来るだけ多くの業務を短期間で習得するため、時間に追われる日々を過ごしています。具体的には巡視船艇を運航する上で基礎となる船務のほか、事案発生時に即応できるようにするため毎日の訓練、警備救難講習を受講することにより知識や技術の向上を図っています。私の配属先は外国船が多く航行し、その対応には英語だけではなくロシア語等も必要なため語学の勉強も疎かにできません。
 門司分校での研修はこれまで経験したことの無い非常に厳しいものでした。寮生活のなか学業と体力の練成に励み、その厳しさがあるからこそ海上保安官の基礎、そして仲間との協調性が培われると思います。更に個々が主体的に行動し責任感のある行動、そして今できることは今やると、こうした教えが現場でも重要視されていると思います。各教官からの厳しさは「この厳しさを乗り越え立派な海上保安官になれ」と、いつも受け止めていましたし、今の自分があるのも各教官に指導して頂いたからこそと感謝しております。
 門司分校で学び培った経験を、今後更に現場で発揮するため日々の努力を忘れず邁進して参ります。門司分校出身として誇りを持って今後の業務にあたって参ります。ありがとうございました。
(70期 H・T 2014.9)

昨年の12月、寒風が吹きすさぶなか門司分校を修了し恩師の各教官に見送られ初任地へ向かいました。その日の天候のように荒れた現場での勤務がスタートするのかと不安が大きかったことを覚えています。
 現場に着任して、右も左もわからず右往左往する日がそれ以来続いていますが、機長をはじめクルーが一つとなって海難救助にあたっています。その正否が報道機関の注目をあびる状況を目の当たりにして、海上保安庁に入庁した自らの責任の重さと社会からの期待の大きさを痛感しました。
 修了後、三ヶ月が過ぎようとしている現在、いくつもの試験に追われやっと副操縦士として昇格を果たし海上保安庁パイロットとして新たなステージに立っています。現場に出て思うのは、門司分校での研修の重要性です。時間に追われてあっという間の六ヶ月でしたが、初任者にとって知識だけでなく、精神をも涵養する場であったということが今になってあらためて強く感じられます。これから海上保安官を目指される方は、門司分校の研修がいかに大切かを常に心に刻んで厳しい研修生活を同期とともに乗り越えていただきたいと思います。
 私は社会人となって24年が過ぎようとしています。そのような年配で、もの覚えも悪く頭も固くなってきている私を懇切丁寧に導いていただいた教官の方々に厚く御礼申し上げる次第です。(69期 T.H 2014.3)

 6月26日に門司分校を修了し、次の日の午後に少しの不安と期待に胸を膨らませ現場に着任しました。
 着任した日の夜に早速歓迎会があり、アットホームな現場の雰囲気に不安は吹っ飛びました。
 そして現場に赴任してまもなく3ヶ月が過ぎようとしています。この3ヶ月の間に色々なことがありました。
 まずは当直業務に運用班業務を覚えつつ、航空員研修、航空員認定試験、副操縦士研修、副操縦士認定試験の勉強と怒涛のごとく覚えることがたくさんあり、本当に自分自身こんな量の仕事を覚えて皆様のように仕事ができるのか最初の1ヶ月はただ毎日ひとつずつ自分にできることを少しずつこなして覚えていく毎日でした。
 しかし、そんな状況ではありましたが、門司分校での毎週の試験、捜索実習の調書作成の頃を思い出しあの状況を乗り切った自分自身を信じて、まだ自分はやっていけると心に言い聞かせ仕事に邁進しました。
 また当直中に急患輸送、漂流ボート捜索と立て続けに起こる事案やしょう戒飛行等の忙しさに、ここは分校と違い現場であり最前線なんだと自分が海上保安官になったという実感も得ることができました。
 その支えやモチベーションのおかげで今は海上保安庁副操縦員として現場の空を飛行しています。
 1年前の自分の状況からは信じられない状況であり感無量です。本当に今までがんばってきて良かったと思いました。
 忙しいそんな中でも6ヶ月を一緒に乗り切った同期とは連絡を取りつつ、ある同期は着任したその日に供述調書を録取し作成したという話を聞くと、門司分校での勉強、授業の内容の濃さは現場ですぐに実践できかつ自信にもなり、有益に役立つものだと思いました。
 在校研修中の皆様方は時間に追われ今実施していることが、どのように役立つのか実感がわかないと思いますが、現場にきてすぐにわかります。
 それは言葉では言い表せません。教官方の指導に耐え!?(笑)この喜びをぜひ勝ち取ってください。
 また、今後海上保安官を目指している方は、門司分校は正直厳しいですが、ここを修業して現場に出て、ぜひ海上保安官になれたという実感を己の力で勝ち取って得ていただきたいと思います。
 最後にまだ現場に出て数ヶ月の小生が生意気で偉そうなことを色々と書きましたが、お許しください。
 今の自分があるのは門司分校校長はじめ、教官方や職員の方のおかげであります。
 感謝の言葉で一杯です。本当にありがとうございました。海上保安官として業務にまい進して恩返しをしていきたいと思います。
(第68期修了生 T・M 2013.9)

 厳しかった門司分校を修了し、期待と不安を胸に見知らぬ地方の巡視船に着任致しましたが、まず最初に驚いた事は、意外にも門司分校出身の先輩方がとても多く活躍されていることでした。ちなみに私が着任した巡視船では、乗組員の約四分の一が門司分校の先輩方で、着任早々、先輩方から現在の門司分校の様子を聞かれ、「昔と同じだ」と昔話を聞かせて頂き、また、保安署長、船長をはじめ職員の皆様から同じ仲間として温かく迎えられ、日々ご指導を頂きながら、とても心強く勤務しております。
 また、着任後は何事もいきなり本番です。着任の翌日には外国船舶やプレジャーボートの立入検査、連続の海難発生に、荒れる海上で溺者を揚収し心臓マッサージ・・・、まさに全てが門司分校で学んだ事の実践で、この日のために教官方が厳しく教えて頂いたのだと実感しています。
私は42歳にして人生の岐路に立ち、国民に奉仕できる海上保安官になりたい、家族が自慢できる父になりたいと決意を持ち、門司分校に入校し今日を迎えていますが、門司分校で教官方から厳しくも懇切丁寧に教えて頂いた事、同期との絆を深めながら頑張った毎日が今の自分を支えていると思います。
 人生色々ありますが、「頑張ったら、頑張った分だけ報われる」、それが海上保安庁だと感じています。着任から3ヵ月、まだまだこれからですが、気持ちは若者の中年パワーで、「かっこいいお父さん、仕事のできる海上保安官」になるべく、これからも一生懸命頑張ってまいります。
(第68期修了生 H・N 2013.9)
 現場に出て一ヶ月が経ちました。
 私は、門司分校に入校する際、いろいろな方々からとても厳しいところだと聞いていたのでそれなりの覚悟で入校したのですが、想像を超えるような厳しさで正直ビビリました。(笑)
 でも、今思えば教官方の厳しい指導は私たちに対しての“愛のムチ”だったのだと思っています。門司分校の厳しい規律の中で培った忍耐力や判断力を生かして、どんなに困難な状況でも乗り越えられるようがんばります。
 半年間という短い間でしたが、丁寧かつやさしく(?)指導してくださった教官のみなさま、ありがとうございました。
(第67期修了生 T・W 2013.2)

 私は10年以上前に一度操縦士の免許を取得したものの、航空関係とは全く無縁の民間企業で勤務していました。しかし、2011年3月に発生した東日本大震災を契機に、海上における救難・防災機関でもある海上保安庁を志望し、翌2012年に入庁しました。
 ほぼ経験が無い状態でのスタートであり、現場に出てからの毎日は新しく覚えなければならない事ばかりで大変ではありますが、自身が行う業務のひとつひとつが人命救助や海上治安の維持に繋がっていると思うと、改めてやりがいを感じ、日々業務に邁進しています。
 門司分校を修了してから早くも一ヶ月が経ちましたが、こうして業務に励むことができるのも、門司分校にて培った体力・精神力があってこそだと思っています。あっという間の研修期間ではありましたが、今後の海上保安官としての人生にとってかけがえのない半年であったと、現場に出て改めて感じています。これからも門司分校で学んだ事を胸に、海上保安官としての職務を全うしていきたいと考えています。
(第67期修了生 A・Y 2013.2)

 門司分校を修了し、航海士補として巡視艇に配属されて8ヶ月が経ちました。
 私の部署では、漁業関係法令の取締り業務をはじめ、急患搬送等の救難業務や小学校での海難防止指導など、多岐に渡る業務に1隻の巡視艇で対応しており、周りの方々に支えられながらではありますが、充実した日々を送っております。そのような忙しい部署において未熟な自分が何とかやっていけているのも、教官方のご指導があったおかげだと思っています。現場における全てのことにおいて、研修中に学んだことが基礎となっており、門司分校の研修にはひとつとして無駄なことはなかったと実感しています。
 研修中の皆さん、これから門司分校に入校される皆さん、「海上保安官になる!」という強い意志と、「日本の海を守る!」という熱い想いを胸に、教官方の愛ある指導に応えてください。
(第66期修了生 K・F 2013.2)

 現場に出てもうすぐ1年が経とうとしています。仕事にも徐々に慣れ、自分が行っている仕事の重大さと、やりがいに気づき始めています。
 私は商船8年、警察艇1年半の乗船経歴を経て海上保安庁に入庁しました。29歳の時です。
 私には家族があり、転職にはさまざまな悩みや葛藤がありました。しかし今は、海上保安庁に入庁し巡視艇にて仕事をしている自分に、家族そして私自身も満足しています。
 門司分校では、海上保安官としての基礎知識、体力、精神力を半年間み〜っちり叩き込まれます。半年間、あっという間です。必死に頑張りました。厳しさの中にやさしさを兼ね備えた教官方と、心強い友である同期のおかげで充実した時間を過ごす事が出来ました。
 これからも、門司分校で学んだことと今までの船乗りとしての経験を生かし仕事に励みたいと思います。(55期修了生S・K 2008.02)
 門司分校での半年間の研修は大変充実したものでした。
 一般社会では経験できないようなな有意義な授業、それに基づく専門的な実習・訓練は現場で直ぐに役立つものばかりでした。 教官からは現場での体験談等を交えて基礎から実戦まで分かりやすい講義をしていただきました。
 さらに、寮生活を通じてたくさんのかけがえのない友情を育むこともできました。同じ釜の飯を食べ、辛いことも楽しいことも一緒に乗り越えた仲間は一生の宝になるはずです。
 門司分校出身の先輩海上保安官は現場の巡視船艇でたくさん活躍されています。諸先輩に負けないような一人前の海上保安官になれるよう門司分校での経験を基礎として日々努力していきます。(53期生)

 「半年間で海上保安官として必要な知識や体力、忍耐力を身につけてやる!」そんな意気込みで門司分校に入りました。  想像以上に厳しい環境での生活ではありましたが、同期の皆で助け合い、競い合い、半年で少しは目標としていたものを得たと思います。  幼い頃から海上保安官に憧れ門司分校に入り、半年間素晴らしい仲間とともに頑張った日々は現場へ出た私にとって掛け替えのない宝です。  これからもこの気持ちを忘れることなく、日々精進していきたいと思います。(52期生)

 門司分校に合格でき、あとは半年の研修が終われば…とすっかり安心しきっていました。 『楽しい研修』と甘い考えで入校しましたが全く予想していなかった規律ある厳しい環境に驚きました。すぐに自分をリセットし、同期生に遅れないようにと規律ある生活、勉強、訓練に無我夢中で取り組みました。
 17時までは難解な授業と緊張感漂う訓練があり夜は毎週のようにある試験のためひたすら自習、その合間に自主的に体力錬成をする。そんな半年間は振り返るとあっという間でした。
 励まし合いながら苦楽を共にした同期生はかけがえの無い仲間となり、彼らがいなければ今の私は無かったでしょう。
 私にとって門司分校は大切な仲間を手に入れ心技体を高めることができた最高の環境でした。(52期生)