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 海上保安庁の定員は約13,000人でそのうち女性職員は約700人です。入学後の教育・訓練・卒業後の進路、キャリアアップについて男女の差異はなく、全国各地の巡視船艇、航空機、海上保安部等で勤務しています。
 昭和63年には初の巡視船艇の女性船長、平成12年には初の女性パイロット(機長)、さらに平成29年には初の海上保安部長が誕生しました。そのほか、本庁・管区本部等の係長、国際取締官、整備員など女性の活躍する職域は、広がってきています。
全国で活躍する女性海上保安官からのメッセージを紹介します。

秋田海上保安部交通課
1)現在の職種における業務内容

  私は平成27年3月に保安学校を卒業し、現在、保安部交通課の安全対策係として勤務しています。秋田県内の海難事故を一件でも減らすことを目標として、過去の事故事例から多発する事故を見極め、安全指導を行います。海難防止講習会の講師として、人前で話すことの多い業務です。また、海上保安部で管理する灯台の保守なども安全対策係の仕事です。普段は地域の皆さんの前でお話する機会が多いですが、時には無線や灯台の機械と向き合ったりもしています。

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校の皆さん、学校生活はいかがですか?厳しい訓練に初めての集団生活、時に苦しいと感じることもあるかもしれません。しかし、この経験は今しかできません。1年乃至2年間の貴重な学校生活を是非とも有意義に使ってください。その学校生活で特に身に着けておくべき、絶対役立つ!というスキルがあります。それはコミュニケーション能力です。特に私が今行っている業務は、人前で話すことが多いので、聞く人の心により刺さる話をするためにもこのスキルは大切です。また、仕事をする上で、上司や同僚との関わり合いの中でもとても大切です。たくさんの人と接する機会の多い保安学校でこのスキルを磨きあげてください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 私は情報システム課程を卒業しました。勤務することのできる分野は、巡視船での勤 務、陸上部署での勤務、航空基地での勤務等様々な分野がありますが、すべて女性職員が勤務しています。海上保安庁は男性が多いというイメージですが、幅広い分野において女性が活躍しています。私にできるかな?ではなく、私もやってみたい!の心意気で是非女性海上保安官を目指してください。

第三管区海上保安本部羽田航空基地
1)現在の職種における業務内容

 私は、平成22年3月に保安学校を卒業し、現在、現在羽田航空基地通信科で探索レーダー士として勤務しています。通信科職員は飛行機やヘリコプターに搭乗し、情報伝達業務や海難救助、警備事案においてレーダーや赤外線カメラを駆使し捜索・監視を行っています。搭乗業務以外では、航空機に搭載している無線機器等の整備保守作業等を行っています。

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校での訓練や勉強は、現場に出てから役に立つときが必ず来ます。しかし、ただ訓練を行ったり、資格を取るだけでは意味がありません。やることの意義を考えることが大切だと思っています。現場で胸を張って出来ることが1つでも多くなるように頑張ってください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 私は、現在まで船艇勤務、船の交通安全業務を行っている交通部の業務、海難救助等において船や航空機等を統括する運用司令センター、そして現職の航空基地業務と様々な経験をしてきました。海上保安庁では女性であっても様々な職種に就き、男女関係なく活躍することが出来ます。海や空の仕事に興味がある方は、採用試験をぜひ受けてください。

第五管区海上保安本部海洋情報部海洋調査課
1)現在の職種における業務内容

 私は平成29年3月に保安学校を卒業し、現在、第五管区海上保安本部海洋情報部海洋調査課で、測量担当として航海安全のための海図作製に必要な沿岸域の海底地形調査や海岸線等の測量を行っています。測量船に搭載された様々な観測機器を使って現地調査を行い、得られたデータを解析し、海図を最新の状態に保っています。仕事の成果が海図に反映され、目に見える形で残るのは、大きな魅力だと思います。

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校での生活は、入学前までの生活と大きく違い、ほかの学生との共同生活などからストレスを溜め込むこともあるかと思います。しかし、保安学校で学んだ知識や技術、一年間保安学校で過ごしたという経験は、現場で働いていく上での礎となります。また、学生時代の同期は現場に出ても支えあっていく心強い仲間となります。保安学校での生活は海上保安庁で働いていく中では、ほんの短い間ですが、一日一日を大切に過ごしてください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 海洋情報部では多くの女性が第一線で働いています。測量船に乗り現場で調査を行い、得られたデータを解析するといった、男性職員とほとんど変わらない仕事をしています。私も先輩方に支えていただきながら、技術と知識を身につけるため、日々の業務に取り組んでいます。測量以外の業務も携わせていただく機会もあり、性別関係なく意欲があれば挑戦させてもらえる職場です。興味を持った方はぜひ、採用試験にチャレンジしてみてください。

福岡海上保安部管理課
1)現在の職種における業務内容

 私は、平成21年9月に保安学校を卒業し、現在、福岡海上保安部管理課総務係として勤務し、職員の福利厚生、健康及び安全管理、職員の共済組合に関すること、諸手当の認定、研修に関することを主に担当しています。デスクワークが主ですが、地域のイベントに参加し当庁のPR活動を行ったり、学生募集活動や職場体験学習の受入れ等の業務も行っています。

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校の1年間は勉学や資格・検定試験、訓練に追われ、あっと言う間に過ぎていきました。卒業後、現場に配属されてから学校で学んだことが生かされず、悔しい思いをした経験があります。毎日の生活をこなすのに精一杯だと思いますが、保安学校で学んだことが現場で発揮できるようしっかりと自分のものにし、勉学・訓練に励んでください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ
 海上保安庁は男性色が強いイメージを持たれがちですが、現場第一線で活躍する女性職員もいれば、私のように事務的な業務等、他にも様々な分野の業務があります。女性は結婚、出産、育児とライフスタイルが変化しやすい傾向がありますが、ライフスタイルの変化に柔軟に対応していくことができ、長期間勤務できることが魅力だと思います。最近では女性が初めて配置されたポストや分野も多くあり、本人のやる気と希望次第で活躍の場がどんどん広がっています。女性職員が更に活躍できる時代を一緒に作っていきましょう!
境海上保安部管理課
1)現在の職種における業務内容

 私は、平成27年9月に保安学校を卒業し、現在、境海上保安部管理課総務係として勤務しています。総務係の仕事は、職員の福利厚生事務を始め、部内の庶務に関すること、公務員宿舎の管理事務など、職員のサポートが主な業務内容ですが、採用試験や学生募集活動など対外的な仕事もあります。初めての陸上勤務はわからないことばかりですが、職場の環境に恵まれ毎日楽しく業務に臨んでいます。

 

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校での1年間は、自分が学びたいことにじっくり向き合える貴重な時間だと思います。辛く厳しいこともあると思いますが、学校で学ぶことは、現場で必要となることばかりで無駄なことはありません。たくさん吸収して、毎日の学校生活を楽しんでください!みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 私は、現場に出てから2年間、機関士補として巡視艇勤務を経験し、その後結婚に伴い管区異動をして現在に至ります。私は海上保安庁に入庁したことで、やりがいのある仕事と生涯のパートナーを得ることができました。これから家庭と仕事を両立できるのか不安はありますが、子育てをしながら働く先輩女性海上保安官はたくさんいらっしゃいます。周りからの助言をいただきながら今後も仕事を続け、先輩方が切り開いてくださった女性海上保安官の道を、さらに発展させたいと思います。興味のある方はぜひ、海上保安官を目指してください!

第十管区海上保安本部鹿児島航空基地
1)現在の職種における業務内容

 私は、平成26年3月に保安学校を卒業し、現在、鹿児島航空基地通信士として、飛行機やヘリコプターに搭乗して、海難救助や上空からの海上監視を行う際の通信業務、地上では通信機器の点検、整備作業等を行っております。

 

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校で過ごす2年間(情報システム課程)は、今後海上保安庁で働く基礎 となる部分を学ぶことが出来る大切な期間です。学生の皆さん、勉学・訓練 等で多忙な毎日を過ごしていると思いますが、保安学校で学んだことは現場 で働く自分の財産になりますので、今を大切にしてください。いつか同じ職 場で一緒に働くことを楽しみにしております。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 海上の治安・安全確保を任務とする海上保安庁は、力仕事や危険な現場が 多く、男性の職場のイメージが強いですが、全国には多くの女性海上保安官 が活躍しております。近年、女性海上保安官が増えてきており、船の設備(ト イレや更衣室等)や庁舎の設備も充実しており、また結婚や出産と両立しな がら働いている女性海上保安官も多くいます。興味を持った方はぜひ採用試 験にチャレンジしてみてください。