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 海上保安庁の定員は約13,000人でそのうち女性職員は約700人です。入学後の教育・訓練・卒業後の進路、キャリアアップについて男女の差異はなく、全国各地の巡視船艇、航空機、海上保安部等で勤務しています。
 昭和63年には初の巡視船艇の女性船長、平成12年には初の女性パイロット(機長)、さらに平成29年には初の海上保安部長が誕生しました。そのほか、本庁・管区本部等の係長、国際取締官、整備員など女性の活躍する職域は、広がってきています。
全国で活躍する女性海上保安官からのメッセージを紹介します。

紋別海上保安部 管理課
1)現在の職種における業務内容

  私は現在、紋別海上保安部で管理課総務係として勤務しています。 管理課は部内の総合調整、福利厚生事務、広報、留置業務などを行っており、職員のサポート・後方支援業務が主な仕事となっています。 そのうち私は主に福利厚生事務全般を担当しています。

2)保安学校学生の皆さんへ

 私は【仕事は人とするもの】と考え、仕事をする上で人との出会いを大事にしています。
第一印象が苦手な人でも自分の中で線引きしなければ、色々な事を得ることが出来ますし、また、保安学校卒業後、同期や教官と赴任先で会う事もあり、人との繋がりを大事にする事で今まで沢山の人に助けて頂きました。

 学校時代は辛い事もあるかもしれませんが、人生に無駄な事はありません。自分の考え方一つで仕事も勉強も楽しくもなり辛くもなると思いますので、全力で楽しみながら沢山経験・吸収してください!
3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 今まで男性職員のみだった海上保安部署で女性用の施設が整備されつつあり、私も現在の海上保安部で初の女性職員として勤務しています。 また、夫も海上保安官で、同じ海上保安部での勤務をさせていただいています。

 まだまだ女性の人数は少ない職場ですが、努力次第で道は開ける職場だと思います。女性ならではの仕事もありますし、ママさん海上保安官も着実に増えてきています。少しでも興味がある方は採用試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
第四管区海上保安本部 総務部総務課
1)現在の職種における業務内容

 私は現在、総務課の企画係として勤務し、海上保安業務資料の収集・整理、管区パンフレットの作成及び各種イベントの企画・調整に関する業務を行っています。

 四管区パンフレットや各種イベントを通し、今後もたくさんの方に海上保安庁の業務等を知っていただけるように頑張っていきたいです。
2)保安学校学生の皆さんへ

 学生の皆さん、日々の勉学・訓練等で多忙な毎日を過ごしているかと思いますが、生活には慣れましたでしょうか。
 同期と共に切磋琢磨し培った知識・経験は必ず自分の財産となり、現場に出た自分を支えてくれます。厳しい訓練等にも挫けることなく、支えてくれる仲間たちと共に頑張ってください。
 いつの日か同じ職員として一緒に働くことを楽しみにしています。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 私はよく「女性海上保安官がいるなんて知らなかった。」と言われます。
確かに海上保安庁の職員数を見ると、女性職員の割合は少ないです。しかし、年々、女性職員の採用も増加し、産休や育児休業といった制度を利用しながら、育児と仕事を両立している女性職員も多くいます。
 また体力に自信がなく、働いていけるか不安に感じている方もいるかと思いますが、海上保安庁には様々な職種があり、私のように陸上勤務を行っている職員も多数います。
体力が必須となる職種ばかりではないので、安心して海上保安官を目指してください。

徳山海上保安部 管理課
1)現在の職種における業務内容

 「管理課」のしごとは、職員の生活に関すること(勤務時間、手当・税金などのお給料、健康保険などの医療、年金、財形など)はもちろん、海上保安官として必要な手続き関係、さらには組織を維持するための予算・施設の維持管理、広報活動などもその業務の一つで多岐に渡ります。私は、その管理課で管理課長という仕事に就いており、それは、管理課の職員だけでなく、全体を見渡しながら組織運営を担う大切なポストです。

2)保安学校学生の皆さんへ

 私の在学時代とはかなり様子が変わったとの噂をよく耳にします。私は、卒業後、同期会の幹事を務め、同期とよく連絡を取りあってきました。そのお陰もあり、仕事や家庭との両立で悩む度に同期に支えられました。在学中にしっかりと友情を育んでください。必ず心強い仲間となります。時代は変わっても、これは変わらないはずです。授業では、海保で何をやりたいのか常に自分に問いかけ、知識・技能をしっかりと吸収してください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 中学生の頃入庁を決め、念願の海保校に入り、当時の教官方に「お前たちが女性保安官の道を切り開け。」と言われて今があります。その言葉は、私が30年以上海保生活をする上で常に頭の隅にあり、幾つもの山や谷を乗り越えてきました。今では育児や介護休暇などの制度も整い、乗船できる巡視船艇や陸上配置も増え、実力や成果を男性と同等に競い認めて頂ける環境となりました。次は皆さんの手で、さらに飛躍した次なる時代を作ってください。

金沢海上保安部 巡視船はくさん
1)現在の職種における業務内容

 私は、巡視船はくさんの航海士補として勤務しています。船体の整備や清水の管理などの航海科の仕事はもちろん、法令違反取締りや外国船の立入検査、漁船やプレジャーボートへの安全指導など、幅広い業務に携わっています。

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校での1年間は、将来の業務に必要な多くのこと経験し、時間をかけて勉強することのできる貴重な時間であると思います。積極的に教官方や現場の先輩方から学び、現場に出たら即戦力として活躍するんだ、という熱意をもって日々の訓練や勉強に励んでください。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ
 海上保安庁は男性が多い組織ですが、様々な分野で女性職員が活躍しています。女性でも船艇で働く機会があり、他ではできない経験や、やりがいのある仕事に携わることができますし、努力次第で多種多様な業務に挑戦することができます。私もベテランの職員の方々や先輩方に支えていただきながら、女性だからできない、と諦めるのではなく、何事にも挑戦してみようという気持ちで日々の業務や訓練に取り組んでいます。興味を持った方はぜひ、採用試験にチャレンジしてみてください。
第十一管区海上保安本部 総務部人事課
1)現在の職種における業務内容

 私は現在、第十一管区海上保安本部の人事課に所属しており、第一人事係として勤務しています。業務内容は、当庁職員に対する個人のキャリアアップに関する各種研修への案内や、これらに参加するための事務手続き、また、海上保安官への第一歩となる採用試験の事務等、当庁職員や入庁志望者の将来に関わる業務に携わっています。その他、年中を通して実施する高校や専門学校等を訪問したり、イベント会場等でブースを設置して行う学生募集活動はやっていて一番楽しいと感じる業務です。

 

2)保安学校学生の皆さんへ

 保安学校での時間は、この先の海上保安官人生のうちのほんの一瞬です。その一瞬のなかに、海上保安官として巣立ったあと、必要となる知識や感覚、経験がたくさん詰まっています。1日1日を大切に。たくさん怒られ、たくさん吸収して、実り多き日々を送ってください。また、「同期」との寮生活で育まれる絆は大切にしてください。同期とは、現場に出てからは必ず離れ、それぞれが様々な道へ進みます。ですが困った時、助け合える貴重な存在となります。

3)海上保安官を目指す女性の皆さんへ

 入庁して気がついたことは、働くフィールドは海の上だけではなく、海を舞台に日夜奮闘する海上保安官を後方支援する陸上勤務の職員の存在が必要不可欠だということです。入庁して初めの1年半は、巡視船の航海士補として勤務し、その後4年間は交通部門で船舶が事故無く安全に航行するための海難防止業務に携わり、現在は人事課で勤務し、6年の間に多種多様な仕事に従事しています。その中で海上勤務時も、陸上勤務時も絶えず感じたことは、海上保安庁は施設面や待遇において女性が働きやすい環境が整っているという事です。男女同等に仕事が与えられ、様々な部門で既に大勢の女性が活躍し、先輩たちが道を切り開いてくれています。人が歩けばその分だけ道ができます。この先の道を私たちがさらに発展させていきましょう!