海上保安庁の幹部となる職員を養成するため大学卒業者を対象とした採用試験

海上保安庁の「幹部」となる職員を養成するため、令和2年度から大学卒業者を対象とした、「海上保安官採用試験」を新設しました。
採用された方は、2年間の研修(於海上保安大学校)を経て、現場赴任。
学生生活

海上保安大学校は全寮制で、各学年1人ずつの4人が1部屋に入り、規律ある団体生活を送ります。学生は、この団体生活を通じて、正義仁愛の精神、リーダーシップ・チームワークの体得や気力・体力の練成を図ります。
一日の日程
06:30 | 起床(起床整列・体操・清掃) |
07:10 | 朝食 |
08:20 | 課業整列 |
08:45 | 授業 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 授業 |
授業終了後 体育部活動 |
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17:15 | 夕食・入浴 |
22:15 | 帰校門限 |
22:30 | 巡検・消灯 |
採用後の研修について

・採用後、海上保安大学校(全寮制)において、航海又は機関の各専攻に分かれ研修を実施
・研修1年目は大卒者を対象とした初任者研修(乗船実習含む)
・研修2年目は部内の幹部登用課程である特修科に編入
カリキュラム(例)
初任科(2年目から特修科に編入します)
共通科目 | 複雑化・国際化している海上保安業務に対応するために必要な専門知識を身に付ける |
専攻別科目 |
航海または機関の専攻に分かれ、それぞれの専門知識・技能を身に付ける |
訓練科目 | 逮捕術から救急安全法まで特殊技能を身に付ける |
実習科目 | 小型船舶の操縦技術や通信技術を学ぶ |
乗船実習 | 習得した船舶運航の知識、技能を実際の船上で実践し、業務遂行能力を身に付ける |
研修修了後のキャリアパスについて
