問合せ先
  海上保安庁警備救難部 国際刑事課
  課長補佐  鹿庭 義久(かにわ よしひさ)
  専門官    笠間 伸一(かさま しんいち)
  Tel  03−3591−6361(内線)5501、5504
  直通  03−3581−1701

平成16年9月30日
海上保安庁

「薬物海上取締セミナー(MADLES2004)」の開催について


 海上保安庁では、10月12日(火)から14日(木)までの3日間、国土交通省のODA事業として、アジア13カ国等の海上保安機関及び薬物取締機関の実務者責任者レベルによる「薬物海上取締セミナー(MARITIME DRUG LAW ENFORCEMENT SEMINAR 2004 / MADLES2004)」を東京で開催します。このセミナーにおいては、各国の薬物情勢に関する情報交換や海上における取締のデモンストレーションが行われます。
 本セミナーは、昨年4月、世界的に深刻な昨今の薬物情勢を懸念して国連麻薬委員会で採択された国連決議「海上における薬物不法取引のための国際協力の強化」、昨年7月、国内の第三次覚せい剤乱用期の早期終息と世界的な薬物乱用問題の解決を目的として我が国政府が決定した「薬物乱用防止新五ヵ年戦略」をアジアレベルで具現化することにより、我が国が国際社会に積極的に貢献することを目的として国連薬物犯罪オフィス(UNODC)と協力して開催するものです。
 なお、本会合は、アジアの海上保安機関と薬物取締機関が一同に会し、国境を越えた統一的な海上取締り対策の構築を目指す大規模なセミナーであり、海上保安庁の呼び掛けにより実現するものです。

※ オープニングセッション及びデモンストレーションについては取材可能です。詳細については、後日ご案内します。



「薬物海上取締セミナー(MADLES2004)」の概要


1 開催日時
平成16年10月12日(火)〜14日(木)までの3日間

2 開催場所
会議場:東京プリンスホテル
デモンストレーション:横浜海上防災基地〜東京湾

3 主な内容
(1) 各国薬物情勢、取締り能力向上への取組み等に関する情報交換
(2) UNODCによる国際的な施策についての理解促進
(3) 情報交換ネットワーク構築の促進に関する討議
(4) 海上取締デモンストレーション

4 参加国等
次のアジア各国の海上保安機関、薬物取締機関等27機関(15カ国、国連)等の参加を予定
マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ブルネイ、インド、インドネシア、ミャンマー、ラオス、シンガポール、韓国、米国、日本、国連

5 行事予定
12日
(火)
@ オープニングセッション
A 各国薬物情勢発表
13日
(水)
@ UNODC作成実務ガイド説明
A 情報交換ネットワーク構築の促進に関する討議
B クロージングセッション
14日
(木)
海上取締デモンストレーション(東京湾)



「薬物海上取締セミナー(MADLES2004)」デモンストレーションの概要


MADLES2004では、アジアの海上保安機関と薬物取締機関が一同に会する機会を捉え、海上での密輸取締りのオペレーションに関する技術移転、密輸に関する情報交換の重要性についての認識浸透をコンセプトとして、第三管区海上保安本部により、次のデモンストレーションを実施予定です。

1 実施日時・場所
(1) 平成16年10月14日(木)1515〜1645
(2) 東京湾中ノ瀬付近海上

2 参加船艇・航空機
巡視船艇11隻、航空機2機

3 展示内容
「外国関係機関からの覚せい剤密輸情報により、捜査中のところ、東京湾で暴力団所有のプレジャーボートが、外国貨物船から覚せい剤を洋上取引することが判明した。」との想定の下、海上保安庁の巡視船及び航空機により、当該海域の隠密監視を行うとともに、洋上取引を確認後、密輸容疑船舶を捕捉し、容疑者を逮捕するまでの過程を展示します。

4 実施項目
(1) 巡視船艇及び航空機による密輸容疑船の隠密監視
(2) 密輸容疑船による海上での薬物の取引状況確認、証拠の採取
(3) 巡視船艇及び航空機の連携による密輸容疑船の追跡、停船手続き
(4) 巡視艇2隻の強行接舷による挟撃捕捉、規制隊員の移乗による制圧
(5) 薬物の予試験、押収、被疑者の逮捕