8 相次ぐ集団密航への対応(平成13年3月〜 )


 平成11年前半まで高水準で推移していた中国人を中心とする我が国への集団密航は、一時的な減少傾向が見られましたが、平成12年後半から、再び増加傾向に転じ、特に平成13年に入ってからはコンテナを使用した密航事犯が多発しています。これらの多くは、国際的な密航請負組織「蛇頭」が関与していることが明らかとなっており、ますます組織的かつ計画的で、巧妙化、多様化の度合いを強めています。

 このため、海上保安庁では、平成13年4月、警察庁、法務省及び財務省との間で、多発するコンテナ密航について連携・協力体制の更なる強化を図ること及び中国政府に対し密航防止対策を強化するよう申入れることについて合意し、これを速やかに実行しました。また、同年6月には、警察庁とともに職員を中国へ派遣し、中国当局と密航防止対策に関する緊急協議を実施しました。

 このように海上保安庁は、国内外の関係機関や海運・漁業関係者等と緊密な連携を保ちながら密航者の水際での発見・摘発に全力を挙げて取り組んでいます。

逃走のためガスバーナーで内側から溶断されたコンテナ

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