石垣港の特徴
1 石垣港概要
  石垣港は北西方へ開口し、南側は島の南端から半月形に竹富島まで延びるさんご礁に囲まれているため、南側からは小型船しか入港できません。
  港域内は検疫錨地を除きリーフの張り出しや、さんご礁が点在しており、また、入出港船舶のメイン航路が通っているため、錨泊に適する区域は限られています。


2 気 象
  10月〜翌年3月頃までは北北東〜北東の季節風が連吹し、中でも1〜3月は、低気圧が東シナ海に発生して東進する為、風の急変が起こりやすく注意が必要です。

3 台 風
  台風時期は主に6月から11月までで、最も7月に多く来襲し、来襲時は比較的長期間停滞する傾向があります。
  錨泊可能な区域としては 名蔵湾がありますが、湾奥部にさんご礁等が点在(危険海域)し、また西方に開いているため、台風避難に適した海域ではありません。

  台風の発生時には石垣港に避難勧告等が発令され、港外への退去要請を受ける場合があるので各種勧告情報に注意して下さい。
1 海図等の備え付け
  日本国海図W1206号・W1285号・W1286号(世界測地系)を持たない船舶は、代理店を通じて早急に正式海図を入手すること。

2 船位の確認・見張りの励行
  入港する際は、自船の位置を海図で確認し、見張りを常時行うこと。特に検疫錨地付近はリーフからなる浅瀬が多くあるので十分に注意すること。
3 事前の水路調査
  航行計画の策定に当たっては、事前に海図、水路図誌等を十分に調査し、航行する海域の状況を把握しておくこと。
4 浮漁礁に注意
  石垣島沿海には多数の浮漁礁があります。見張りを十分に行い乗り切り事故に注意すること。
5 その他
 ・ 夜間、視界制限時の航行を避けること。
 ・ 十分な金額の船主責任保険(PI保険)に加入しておくこと。
 ・ 万一事故が発生した場合は、直ちに船主の責任において油防除措置、船体撤去等行うこと。

 ・ VHF16chを常時聴取すること
  
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石垣港外国船安全対策協議会申し合わせ事項 (抜粋)

1 海域に関する事項
 (1)錨泊禁止区域

    下図の@〜 Fまでの点で囲まれた区域(赤線内)に は海底に電気、電話の
  海底ケーブル、海底送水管が敷設されているので錨泊できません。
   (過去6回ほどこの禁止区域において、錨泊船の錨により海底ケーブルが切断
  されています。)

 (2)危険海域
    沖縄県内の海岸は珊瑚礁が発達し浅瀬が点在、さらに石垣港入口にある名蔵湾の
   奥にも同様の浅瀬が点在し非常に危険であるため、自船の位置確認と厳重な見張りを
   行い図示する湾奥の危険海域(赤の斜線内)へは進入しないこと。
    

  @ 24-20.2N 124-05.9E  A 24-21.2N 124-07.75E  B 24-22.0N 124-06.3E   
  C 24-21.4N 124-05.2E  D 24-22.6N 124-02.5E   E 24-23.4N 123-59.2E  
  F 24-22.5N 123-58.7E

2 検疫錨地に関する事項
 (1)輻輳した場合

    検疫錨地は航路の中央にあり非常に狭く、錨泊は4隻が限度であることから、5隻目
   以降の船舶からは、名蔵湾を利用するか沖待ちすること。
 
(2)大型旅客船が入港する場合の検疫錨地への錨泊自粛等
    検疫錨地付近は可航幅が狭く、離島航路就航客船が多数往来する水域であるため
   大型旅客船が入出港する時は、代理店を通じて大型旅客船入出港情報をクリアランス船
   に連絡することとし、クリアランス船は検疫錨地への錨泊を自粛すること。