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船で働く人々は遠い海の上で医師による手当てが必要な病気になったり、怪我をしてしまったら、どうするのでしょう。船で近くの港に入港するには何時間もかかります。そこで、医師と看護人をヘリコプターで船まで運び、「往診」する制度「洋上救急制度」が登場です。ここではこの「洋上救急制度」について紹介します。 洋上救急制度は、社団法人日本水難救済会洋上救急センターによって行われている洋上での医師派遣(往診)制度です。どんな仕組みになっているか見てみましょう。 |
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沖縄本島の遥か沖行く貨物船で病人が発生しました。その病人は、腹痛を訴えています。その症状をみた船長は医師による手当てが必要と判断。しかし、那覇港に入港するには半日以上かかります。なんとかして、医師の手当てを受けさせなければ・・・・・・「そうだ!洋上救急だ!」船長は思いつきました。すぐに船舶所有者を通じて、医師の往診「洋上救急」を日本水難救済会洋上救急センターに要請しました。 |
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要請を受けた洋上救急センターでは、最寄の登録医師に派遣を依頼すると同時に、海上保安庁にヘリコプターでの医師搬送を要請します。 写真は医師が当庁のヘリコプターに乗り込むところです。登録された医師はこの様にいつ何時発生するかも分からない洋上での急患に備えています。 |
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医師を乗せたヘリコプターが病人を乗せた貨物船と会合しました。 病人はヘリコプターで吊り上げて機体の中に収容後、ただちに医師による診察、手当てが行われます。 |
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病人は機体の中で医師の手当てを受けながら着陸しました。ただちに待機している救急車に引き継がれ、病院へと搬送されます。 この様に、船の入港を待って病院に搬送すると何時間もかかる場合でも、洋上救急制度を活用することによって、洋上救急センター・医師・海上保安庁・消防機関の連携による早急な医師の診断・手当てや病院への搬送が可能となります。 第十一管区では、昼夜を問わず発生する洋上救急に対し、日々訓練を重ねています。下の写真は訓練の模様です。 |
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洋上救急は病院での診察とは違い船の上や、ヘリコプターの中での診察・手当てを行なうことになりますから、ヘリコプターや船の特性を理解していただくととともに、実際にヘリコプターに乗っていただくなどの慣熟訓練を定期的に実施しています。 写真は医師や看護婦の皆さんへ、ヘリコプターに乗るときの注意事項などを説明しているところです。 |
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ヘリコプターで病人を吊り上げる装置について説明しています。 もちろん、実際にヘリコプターに乗っていただき、ヘリコプターの特性も体験していただきます。 |
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病人を吊り上げるときはこのようなバスケットに入れて行います。医師に実際に入っていただき、体験していただいています。 このような訓練を通じて、実際の洋上救急でも医師や看護婦の皆さんは落ち着いて最善を尽くされるわけです。 |