猿山岬灯台(さるやまみさきとうだい) 

位置

 所在地  石川県 輪島市 (猿山岬)
 北緯   37度19分28秒
 東経  136度43分26秒
 灯質(光り方)  単閃白光 毎8秒に1閃光
 光度(光の強さ)  実効光度140,000カンデラ
 光達距離(光の届く距離)  20.5海里(約38キロメートル)

高さ

 地上から頂部まで  17.18メートル
 海面から灯火まで  218.85メートル
 点灯年月日  1920年11月15日

 奥能登でも秘境といえるところは、猿山岬を中心とした西海岸しか残っていません。

 猿山岬は能登半島の北西側にあり、皆月から海岸伝いに7キロメートルほど南に進んだところに位置しています。最近まで人一人が歩けるだけの山道が通じているだけでしたが、今は道路が整備され、訪れる人も多くなっています。

 皆月からの道路は海岸沿いとはいえ、深い山中の感じが強く、終点近くになると展望が開け、海面から200メートルもある崖上に、ポツンと白く丸い灯台が見えてきます。灯台から1キロメート手前、娑婆捨が車の行き止まり、その先は自然保護のための遊歩道となっています。

 歩きながら見る自然の美しさは形容しがたいものがあり、特に春一番に咲く雪割り草の群生は目を見張ります。 灯台は、この緑の懐にすっぽりおさまって立っています。

 建設に着手したのは大正8年、地元住民を人夫によう役し、資材は灯台直下の崖下に船を着け、海抜約200メートルの建設地まで、垂直に近い急斜面を人力で這うようにして担ぎ上げられ、工事は難航を極め、大正9年11月に点灯しました。

 昭和60年3月までは職員が常駐していましたが、機械の自動化に伴い、現在は無人の施設になっています。

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