弾埼灯台(はじきさきとうだい) 

位置

 所在地  新潟県 佐渡市 (弾埼)
 北緯   38度19分52秒
 東経  138度30分45秒
 灯質(光り方)  群閃白光 毎30秒に3閃光
 光度(光の強さ)  実効光度250,000カンデラ
 光達距離(光の届く距離)  22.0海里(約41キロメートル)

高さ

 地上から頂部まで  18.90メートル
 海面から灯火まで  73.80メートル
 点灯年月日  1919年12月 1日

 弾埼灯台は、佐渡島最北端に位置する灯台です。

 大正4年12月に石川県の能登から北海道へ向かう「松島丸」が、夜間弾埼沖の岩場に乗り揚げ30余名の尊い命が失われました。

 生存者は、船長と船員の2名だけでした。船員は当時16歳ぐらいで以後ある船の船長となり、事故で亡くなった方の慰霊に弾埼周辺の藻浦地区を訪れ、藻浦の方に「落城のおりには必ず来る」と慰霊碑の製作を依頼しましたが、その船長は船ごと戦争に徴用されたらしく音信不通となっており、藻浦地区の方が2代にわたり慰霊碑の世話をしておられるそうです。

 当時はまだ航路標識が整備されている所はごくわずかで、明治以後重要な所から逐次整備が進められてきました。この事故が灯台設置の直接の要因で、事故の以後関係団体からの強い要望により灯台が設置されました。

 弾埼の沖合いには、瓢箪礁など恰好な漁場が点在しており漁船が多数出漁し、また客船などが多数航行する佐渡沖の安全に弾埼灯台は欠かせません。

 初代の灯台は大正8年にたてられましたが、昭和39年の新潟地震や冬季によく見られる雷等により老巧化が著しかったため、平成2年に2代目として現在の灯台へバトンタッチしました。

 周辺は公園として整備され、夏季には多くの観光客が訪れます。

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