福浦灯台(ふくらとうだい) 

位置

 所在地  石川県 羽咋郡 志賀町 
 北緯   37度04分40秒
 東経  136度43分08秒
 灯質(光り方)  単閃白光 毎12秒に1閃光
 光度(光の強さ)  実効光度250,000カンデラ
 光達距離(光の届く距離)  15.5海里(約29キロメートル)

高さ

 地上から頂部まで  15.23メートル
 海面から灯火まで  28.00メートル
 点灯年月日  1905年 3月18日

 

 福浦は石川県の北部、能登半島西岸の港町で、港は三方が丘陵に囲まれ、奥深く入江となった天然の良港で古くから大陸との文化交流の玄関口として栄えてきました。江戸時代に入ると、北前船あるいは五百石船、千石船が寄港地として出入りするようになり、回漕問屋や花街が軒を並べて繁栄していました。

 福浦港の灯台は慶長13年(1608年)、福浦の住人で船持ちの日野長兵衛が自船の安全を図るため、入口の岩頭でかがり火を焚いたのが始まりとされています。

 以後日野家代々が引継ぎ、明治9年10月吉三郎が木造の灯明台を建設し、35年まで維持管理していました。その後38年3月木造四角形、高さ5メートルの灯台が福浦村で再建されました。

 現在、復元され県指定文化財として保存されています。

 昭和3年福浦仮設灯竿に代わり、昭和25年海上保安庁に移管、27年建替え、59年に建替え現在に至っています。この灯台は福浦港の目印はもちろんですが、沖を航行する船舶の道しるべとして重要な役目を果たしています。

 灯台には道路沿いの無料駐車場から松林の中の遊歩道を通って2分ほどで行くことができます。また、近くには遊女が願いをかけたと言う「腰巻き地蔵」があり、往時を物語っています。

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