針尾無線塔について



  当部針尾送信所の敷地内にある写真の3本のコンクリート無線塔は、旧海軍が、大正7年(1918年)
から大正11年(1922年)までの4年間の歳月をかけて完成させたものですが、戦後の昭和23年5月、
海上保安庁発足当初から、当部が引き継いで使用してきたものです。
  以後、平成9年3月に建設した代替施設にその全ての役割をバトンタッチするまで、当部通信所の施設
の一部として、幾多の海難通信等、海上保安業務に活躍貢献してきました。
 危険防止のため、無線塔内部などの見学はできません。

 無線塔の大きさ、構造等は次のとおりです。
  (1)塔高  1号塔、2号塔    135m
                      3号塔    137m
  (2)塔基部直径    12.12m
  (3)塔基部周囲    33m
  (4)塔頂部直径      3.12m
  (5)コンクリートの厚さ  76cm
  (6)3本の塔は正三角形に位置し、塔相互間の距離は300m
  (7)基部は、すり鉢型に岩盤を堀り、深さは15〜30mともいわれている。
  (8)頂部には正三角形(1辺18m、重さ9トン)のかんざし(空中線展張装置)
     が設置されていたが、落下等危険防止のため、昭和55年3月〜昭和58年
     11月にかけて撤去。
  (9)塔内には風圧に応じて働く空中線保護のための緩衝装置が設置されている。