新本部長着任のごあいさつ

第七管区海上保安本部について

新本部長着任のごあいさつ

本部長

第七管区海上保安本部
本部長 島谷 邦博

 皆様、こんにちは。
 この度、第56代第七管区海上保安本部長に就任しました島谷と申します。
 宜しくお願い致します。
 第七管区海上保安本部の管轄である山口、福岡、佐賀、 長崎、大分の各県沿岸では、複雑に入り組みながらも盛 んに経済活動が行われており、多くの人が生活する対馬、 壱岐、五島といった離島が点在し、また海域には外国船 を含む多くの船舶が航行し、漁業活動やレジャー活動も 盛んに行われております。
 活発な物流や経済活動、豊かな漁場、そして中国や朝 鮮半島との国境を接し、実に多彩な業務環境を抱える極 めて重要な第七管区海上保安本部の本部長という職を拝 命し、その重責に身が引き締まる思いがするとともに、 これまで培った知識や経験を十分に活かし、職員と一致 団結し、次の3点を重要課題として位置づけ取り組む方 針です。

 1点目が、「国境管区」として水際や国境の監視警戒 を徹底することにより海上秩序を維持することです。
 当管区は、韓国、北朝鮮、中国と海域を接し、特に韓 国とは最も近い距離にあり、人や物の往来が盛んです。
 このため、密輸・密航事案への監視警戒や取締りのほ か、外国漁船の取締り、外国海洋調査船の監視警戒といっ た「水際や国境での監視警戒による海上秩序の維持」は、 当管区の重要任務の一つです。  当管区の勢力はもちろんのこと、他管区や関係機関と の連携を密にして対応していく所存です。

 2点目が、我が国の海上物流の要である「関門海峡」 を抱える管区として、海上交通の安全を確保することです。
 私たちの身の回りの品物のみならず、電気などのイン フラに必要なものの多くは、船舶によって安全に輸送さ れることで、豊かな生活を享受することができています。
 関門海峡では、それら船舶の多くが通航しています。
 我が国の物流の要である関門海峡において安全通航を 確保することは、国民生活の安定に直結することを肝に 銘じ、海上交通センターを中心に海上交通の安全を確保 していきます。

 3点目が、地震・津波・豪雨等の各種災害に備え、 「発災時の対応に万全を期す」ことであります。
 昨今の猛威をふるう豪雨に加え、南海トラフ地震によ る津波といった自然災害においては、離島や陸上の内陸 部といった場所を問わず、また、新型コロナウイルス感 染症への対応といった新たな社会の要請に対しても、自 治体をはじめ、事業者とも協力して、地域住民の尊い命 や生活を守るため、積極的に巡視船艇や航空機を現場に 投入してまいります。
 これらの課題に対しては、まずは、当管区職員の総力 を結集し、これまで当管区の先人達が築き上げた歴史と 伝統、そして英知をしっかりと受け継ぎ、関係機関、自 治体、民間団体、関係者との連携強化、及び、当庁勢力 を含む対処能力の強化を図りつつ、迅速に、毅然かつ柔 軟に対応し、「我が国の平和で豊かな海と国民の生命と 財産を護り、安全、安心を確保する」所存です。
 第56代の本部長として、地域の皆さまに一層愛され、 信頼される第七管区海上保安本部を目指し取り組んで参 りますので、引き続き、ご支援、ご協力を宜しくお願い いたします。


略歴

島谷 邦博
昭和39年8月15日生
出身地 石川県

昭和62. 3 海上保安大学校本科(機関)卒業
平成9. 8 海上保安庁警備救難部海上防災課(海防法改正準備室)
  10. 4 舞鶴海上保安部巡視船みうら首席機関士
  11. 4 海上保安庁総務部人事課付
  12. 3 在クウェート日本国大使館
  15. 4 横浜海上保安部航行安全課長
  17. 4 海上保安庁警備救難部国際刑事課専門官
  18. 4 海上保安庁警備救難部国際刑事課海賊対策官
  19. 1 海上保安庁警備救難部国際刑事課海賊対策室専門官
  19. 5 内閣官房総合海洋政策本部事務局参事官補佐
  22. 4 銚子海上保安部巡視船かとり機関長
  24. 4 第十一管区海上保安本部巡視船りゅうきゅう運用司令長
  25. 5 横浜海上保安部
  25.10 徳島海上保安部長・徳島小松島港長
  27.4 第一管区海上保安本部警備救難部長
  28.4 海上保安庁警備救難部警備課領海警備対策室長
  30.4 海上保安庁装備技術部管理課長
  31.4 第三管区海上保安本部次長
令和 2.10 第八管区海上保安本部次長
  3.4 第八管区海上保安本部長
   4. 4 現職