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由良瀬戸(友ケ島水道)におけるAISバーチャル航路標識の実用化実験について

第五管区海上保安本部では、由良瀬戸(友ケ島水道)付近における海上交通の安全性向上のため、船舶自動識別装置(AIS)の機能を活用したバーチャル航路標識(仮想航路標識)の実用化実験を行います。
本実験は、現在実施中の明石海峡に次ぐ2例目で、現在のところ全国でも当管区のみの試みです。
1 実験の目的
昨年4月17日より開始した明石海峡航路東側海域における実用化実験については、船舶運航者から有効であるとの評価を得るとともに、経路指定遵守率の改善状況を確認するため、年間を通した航跡の比較検証を実施しています。
本実験は、明石海峡における実験結果を踏まえ、紀伊水道と大阪湾を結ぶ由良瀬戸において、船舶交通の整流化を図り、海難発生のリスクを軽減させるために、海上交通安全法に基づき設定された航行経路の指定となるポイント(2箇所)にバーチャル航路標識を表示させ、その有効性等を検証するために実施するものです。


2 バーチャル航路標識の表示位


由良瀬戸(友ケ島水道)付近を航行する船舶は、次の経路によって航行することとなっています。
① A線を横切って航行し、B線を横切って航行しようとする船舶、又はB線を横切った後、A 線を横切って航行しようとする船舶は、洲本沖灯浮標の設置されている地点を左げんに見て航行すること
② C線を横切った後、B線を横切って航行しようとする船舶は、
・D線の西側の海域を航行すること
・D線から西に150メートル以上離れた海域を航行すること
③ B線を横切った後、C線を横切って航行しようとする船舶は、
・D線の東側の海域を航行すること
・D線から東に150メートル以上離れた海域を航行すること
3 実施予定期間
平成25年3月中旬から平成26年3月31日まで
なお、実施開始日は決定後、別途お知らせするとともに、次のインターネット・ホームページでもお知らせします。
・沿岸域情報提供システム(MICS)
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/
・第五管区海上保安本部HP
http://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/

4 実施方法
①信号の送信
大阪湾海上交通センター及び紀伊日ノ御埼灯台の各AIS陸上局から、バーチャル航路標識の信号(航路標識通報(Msg21))を送信します。
②バーチャル航路標識の表示
信号を受信した船舶側のAIS表示器、またはAIS信号が表示可能なレーダー画面上に、バーチャル航路標識のシンボル()が表示されます。
③有効性の検証
表示位置付近におけるAIS搭載船舶の航跡を分析するとともに、船舶運航者等への聞き取り調査を行い、効果の検証を行います。
5 期待される効果
経路の指定ポイントをバーチャル航路標識により、AIS表示器やレーダー画面上に自動的に表示させることで、操船者が同ポイントを正確かつ容易に識別することができ、由良瀬戸付近海域での航行の安全性と効率性の向上が期待されます。
6 留意事項
 バーチャル航路標識の表示シンボルは、船舶搭載のAIS装置の機種によって異なる場合があります。
 初期型のAIS装置においては、シンボルが表示されない場合があります。
7 添付資料
資料1 「船舶自動識別装置(AIS)の概要」
資料2 「船舶におけるAIS の構成及び表示」



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