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ブイなど海上標識への船舶接触事故過去5年で最多

ブイなど海上標識への船舶接触事故過去5年で最多

平成24年中に第五管区海上保安本部管内で発生した海上標識(灯浮標(ブイ)及び浮体式灯標)への船舶接触事故は13件で、過去5年間で最多となりました。
13件のうち、自己申告あるいは監視装置や他船からの通報等により加害船舶が判明したものが5件で、これらの標識については、原因者の負担により現状回復が行われています。
加害船舶が不明の8件については、当庁において現状回復を行うとともに、他の管区とも情報交換し、加害船舶の特定に努めています。
海上標識は、船舶が安全に航行するために、法律で定められた航路や水深が確保されている航路、浅瀬などを示す重要な、「海の道しるべ」です。
船舶接触事故によって、この「海の道しるべ」の明かりが消えたり、位置が移動したりすると一転して「障害物」となってしまいます。
第五管区海上保安本部では、船舶に対して、この大切な「海の道しるべ」である海上標識への接触事故の防止とともに、万一の接触事故の発生や事故を発見した際の最寄りの海上保安部署への早期通報を呼び掛けています。

1 海上標識への船舶接触事故状況




2 海上標識の仕組み


3 海上標識のルール


【水源】
港(湾)の沖合から港(湾)内に向かって港(湾)内方向(瀬戸内海の場合には西方から阪神港方向)を「水源(すいげん)」といいます。
水源に向かって左側を「左げん」、右側を「右げん」といいます。
【海上標識】
海上標識は、船舶が安全に航行できる範囲(航路など)や危険な浅瀬、障害物などを示すために設置します。
主なルールは次のとおりです。
①左げん標識
水源に向かって、安全に航行できる左側の限界を示す「左げん標識」は、塗色及び灯色ともに緑色で、上部に緑色円筒形の頭標を備えます。
②右げん標識
水源に向かって、安全に航行できる右側の限界を示す「右げん標識」は、塗色及び灯色ともに赤色で、上部に赤色円錐形の頭標を備えます。
③その他
黄色と黒色の塗色で東西南北の安全に航行できる海域(エリア)を示す「方位標識」や赤色と黒色の塗色で孤立している浅瀬や障害物を示す「孤立障害標識」、赤色と白色の塗色で周囲が安全な海
域(エリア)であることを示す「安全水域標識」などがあります(灯色はいずれも白色で、それぞれ異なる光り方)。



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